酒村ゆっけ、さんらしい文章や言葉たち。 動画で見た（聞いた）ような一節もちらほら。 豆乳のパック猫にかじられたこととか。 タイトルからは、初期めの動画「ストゼロに溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす（2020.5.10）」「酒の海と魚に溺れる、孤独はしご酒in新橋・銀座（2021.3.20）」を思い出した。 この本は2021年の8月発行。 ひとつの話が短く、身構えることなくサクッと読める。 妄想をベースにしているから、物語として余白が多い。もやる人もいるかも。 他の人はわからない自分のこだわりを貫き通した話が全体的に多い印象。

色味と合わせ方がわかりやすい。

骨格診断本家の本。 これまでネットで調べ漁ったのであまり新規性はなし。 カラーもしくは骨格のどちらかNGだったら、「手持ち服思い切って処分！」というのは潔いけどちょっとどうなのと思った。

食って癒やしだ。 誰かが作ってくれたご飯・デザートって心がほくほくするよね。 あったかい気持ちになった。

目元が何度も熱くなった。 いつも気付かぬうちに、誰かの思いやりに包まれているんだろうな。

日常の謎系ミステリ。ひとがしなない。パンが美味しそう。 短編集なのにすごくまとまりがある。 謎を解くというより、散らばっているものを見ただけで組み立てる感じ。好き嫌いは分かれるかも。 登場人物を出しすぎないのもやさしい。 重苦しくなく、爽やかなのに苦味がちょっとある。（スパイスっていうより苦味） 読みやすさと雰囲気がとてもいい文章たちで、とっつきやすい。 イメージカラーはたしかに帯のオレンジ色で解釈一致。