カラー版 本ができるまで 増補版
60件の記録
白玉庵@shfttg2026年8月16日読み始めたイタリック活字を使うと、これまでの普通の文字を並べるよりもずっと少ない面積で、多くの文字が印刷できるので、書物の大きさを小さくすることができます。文庫本と同じようなサイズの書物が誕生したのはイタリック体のおかげです。 p25 こういう、技術の進歩で大きな変化が起きるのを知るのが好きなんだなぁ。ドイツではずっと髭文字を使っていたけれど、戦時中にそれでは情報伝達のスピードが遅過ぎると言って、ナチスが公用書体を変えたっていう話を印刷博物館の展示で知り、そのときも自分の中でウンパ・ルンパの振付けで小躍りしていた。 凸版の回し者か、というくらい印刷博物館について詳しい説明があり、実は現地であまりの資料の豊富さに読み疲れしてしまった(印刷界のみんぱくだ)身としては大変助かる。









白玉庵@shfttg2026年8月16日読み終わった好きすべての文字の一〇ポイントの清刷が残っていましたから、これを三六〇%に拡大してスキャニングするところから始めました。小さいものを大きく拡大するわけですから、輪郭は当然ギザギザです。しかも当時はまだアウトラインではなく、ドットで表示されていましたから、この一つひとつのドットを丹念に動かしていく作業でした。 p115 鋳造出身の職人が、活版の活字をデジタルフォントに移植して、二人かがりで七年かけて完成…気が遠くなりそう。 エッチングやリトグラフなど今でも普通に使われている版画技法の説明が分かりやすい、活版印刷の工程が非常に丁寧に説明されている、かなりの用語にルビが振られているのが地味に親切、など、推したいポイントがやまもり。 つい最近のフォントワークスの激烈値上げによってあらゆるユーザーがフォントの切り替えに走ったことを、p113のベントン彫刻機(活字母型を製造する機械)の特許が切れて日本でも大量導入するようになったののネガだなぁと思ったり。 入力方法の解説で、『チャイニーズ・タイプライター』で読んだやつ!となったり。 大印刷会社で写真製版をしていた知人が、デジタル印刷技術が発展して仕事がなくなってしまい、全く違う職種に転身してたことを思い出したり。 ジョヴァンニは日本で一番有名な文選工だなぁと思ったり。 あ、稀に変に折り込まれている小さな紙は「福紙」っていうのか!あれどの本についてたかなと思いをちょっと馳せたり。 印刷はあまりにも身近な技術なので、この本を読むとそれにまつわるあれこれがどんどん押し寄せてきて処理速度が落ちる。 印刷の歴史は、より安く、早く、読みやすくを目指して発達してきました。でもそれは印刷だけでなく、製本でも同じでした。そういう発達の歴史があって、現在の私たちの読書生活があるのです。 p172 ほんとそう!それと公立図書館という仕組みがなければ、わたしのような一般庶民がこんなに本を読むことはできなかった。 終章で2003年から2025年までのデジタル印刷技術の変化を総括していて、さすが増補版を出す意味ありすぎだった。2003年の記述で止まってしまったら、今これから本作りのことを考えるにはかなりの部分が変わってしまって役に立たないはず。実際のオペレーターの作業にまで踏み込んでいて、もはや大人向け書籍。 牧製本は製本教室も工場見学もやってるんだ、行こう。いやー、読んでよかったな。これもReadsでタイムラインに流れてきたから本棚で発見できたのだ。









さつまいも@satumaimo2026年8月14日読み終わったこんなに技術の詰まった本を安価に手に入れられることがありがたいなと改めて感じた。 印象に残った話 機械化が進んでも、思い通りに印刷するためには原理を知って調整できる職人の知識と技術が重要。 数値があっていても、発注側が見て思ってた色と違うと感じれば、それはやはりちがう色で、求めている色を作る技術者がいる会社、工場もある。


気の向くままに@n_1-1002026年2月20日読み終わった借りてきた本というマテリアルの原点を知る。自分も生きた2003年が歴史になっている。 印刷について理解できたとはとても言えないので、東京に行くことがあれば印刷博物館にも行きたい。 手元にある上製本を改めて見てみた。


渡辺洋介@yskw05142025年11月7日読んでる通勤読書長期にわたって下落傾向が続くと、跡を継ぐ人がいない、あるいは次の設備更新が難しいといった問題が出てきます。製本業界はその典型かもしれません。p215
渡辺洋介@yskw05142025年10月30日読んでる通勤読書活字は簡単にいうと、一文字ずつバラバラになった文字ブロックです。これを並べて印刷のための 版をつくり、印刷後はバラバラにして再利用できる それが活版印刷の特色です。p3
渡辺洋介@yskw05142025年10月29日読んでる通勤読書結局この作業には、コンピュータのプロではなく、精興社書体を熟知した鋳造技術者でなければ無理だろうと考えました。そして当時まだ、そういう人材が我が社にはいたのです。p117
たかむら@ryotakamura04272025年10月10日読み終わった本の歴史を読みながら、やっぱり活版印刷って素晴らしい発明だなっていうのと、伝えることの大切さとを改めて感じます。Macintoshの話とか懐かしいなと思いながらも、技術革新に対する心構えなどもについても何か感じるところがありました。
あまね@sennadasilva2025年8月26日読み終わった図書館本またタイトルで誤解が🤦 本ができるまでと言われたら、原稿から製品化していく過程と思った私に非はないと😣 岩波「ジュニア」 表紙の絵で、中高生向きと思ってもありがちなミスじゃないかと🥲 グーテンベルグからの印刷の歴史2/3と製本の歴史が1/3、初版からの20年後2023時点の現場について、すごく詳細に書かれていた。印刷・精興舎 製本・牧製本という組み合わせは素晴らしいらしい。 デジタルに移行した私が言うのもなんだが(私が大富豪で大邸宅があり、目が悪くならなければ、今も紙書籍選択していると思う)、紙書籍はなくならないだろうし、もっと個性的な紙本が売られるようになるんじゃないかなーと希望をこめておく✌️ 形や紙質、フォントと内容に合わせてマニアや愛書家向けに凝った作りの本とか作られたらいいなと思うw


なかやま@asheepinthewell2025年8月5日読み終わった借りてきたあまり縁がなかったけど、岩波ジュニア新書は「小中学生から大人世代まで」が対象なのですね。これは私個人の問題ですが、印刷(機)の仕組みのところはテキストだけではちょっと理解が... ともあれ、コンテンツではなくモノのしての本ができるまでに興味がある大人にもよい入門書だと思います。補足はあるものの2003年の版が基本なので懐かしいワードがちらほら。フロッピーディスクに漢字Talk、WYSIWYG...




momiji@momiji_book2025年6月21日読み終わった印刷・製本を中心に印刷技術の始まりから現代まで、分かりやすくまとまっている。デジタル化しているとは言え、沢山の工程により書籍は生まれるのだと改めて愛おしくなる。 紙の本は売れないなど言われているが、子ども達への希望で締め括られており、ポケモン図鑑を嬉しそうに持ち歩く甥のことを思い出した。

みつ@m-tk2025年5月4日買った読んでる──モノにはモノだからこその魅力があります。それは表紙を包むクロスや革の匂いや手触り、あるいはその本を贈ってくれた人の思い出かもしれません。その人を思い出すためだけに本を手に取ることもあるでしょう。それができるのは、本がモノだからです。

















































