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デューイ
@yui_dokuson
  • 2025年5月7日
    ほんのちょっと当事者
    POPな表紙だが内容は意外とシリアス。介護の問題、女の子だからと差別されたこと、おねしょが病気として治療できること、障がい者差別、本当に身近な問題を淡々と、正直に綴られていて好感。生きていく上で知っておきたい知識って必要な人に届いているだろうか。
  • 2025年4月25日
    黄色い家
    黄色い家
    水商売のシングルマザーにネグレクトされて育った花はご飯もたっぷり食べさせてくれて、住まわせてくれる黄美子さんに出会う。彼女とれもんというスナックを始め、二人の友人と四人で黄色い家に住む。やっと居場所を見つけた花だったが、火事で店を失って、取り戻すために見つけた手段がカード詐欺だった。 生きて行くために犯した罪を断罪はできないと思った。そもそも子供に食べさせてあげられない社会が悪い。「金は権力、貧乏は暴力」とは詐欺の親玉が言った言葉だけど、今の日本だと頷くしかない、悲しい社会。とても視覚的で、すぐにでもドラマ化されそうな物語だった。
  • 2025年4月25日
    C線上のアリア
    弥生さんと公雄さんの夫婦が素敵、でも最終的にはシスターフッド!湊かなえ作品には稀な晴々しい結末。介護がたいへんで、親の介護をしない男(昔の想い人)が妻にいった尿臭いって、お前の母だろ!と指摘するの共感しかない。姑同士が自分の息子の嫁以外には優しくできるのもなんかわかる。『ノルウェイの森』『シャーロックホームズ』と馴染みのある本が重要な要素。本の装丁が緑に赤字なのもそれなんだね。読んでよかった。
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