1984 (English Edition)

4件の記録
めいらかえる@MailaCael2026年1月1日読み終わった「人」という種を存続させるために存在するシステム、“the party”が全てとなる世界の話。言語を統制することで、思考力を奪う。幸福という概念が消えれば、対義語である不幸という概念も消える。激しい“cure”の末、抜け殻のようになってしまった主人公も、この世界ではそれがまさに実体であり、そこには幸も不幸もない。 自己実現の欲求といった個人の欲求は限界まで制限されるが、その代わりに欲求が満たされないことによる不幸は生じない。私たちから見たら抜け殻のようだけれど、この世界では抜け殻とは呼ばないのだろうな。 1949年に書かれていることに驚き。第二次世界大戦の人に及ぼした影響の大きさが窺われる。 苦手なタイプの本なのに頑張った。でも小説を書く際には、勉強になる。言葉は意識的に使おう。- Raskolnikov@Raskolnikov2025年12月18日読み終わったBig Brotherの監視から人が逃れようとする1984の監視社会に対して今日の世界では、人々は自発的に自己をさらけ出してインターネットという監視社会の構築に寄与している。管理社会は、その社会で生活する主体が、外的な強制ゆえにではなく自ら生み出した欲求ゆえに自身を開示するときに完成する。してみると今日の社会は1984の世界よりもディストピアなのか?



