しずかな日々

8件の記録
- asamiru@asamiru2025年9月26日読んでる読み終わった2025/09/29読み終わった ぼくがおじいさんと暮らし始めた小学5年生の夏休みを回想する話。内気な主人公の他者と関わっていく過程の緊張や不安、喜びが繊細に、素直に書かれていてあまりに真っ直ぐで居心地の悪さすら覚えた。感じていることを茶化さないで受け止めるって大事だ。
- ミシマ@mishima2024年11月3日かつて読んだもらったまるでぼくの中から新しいぼくを見つけて、外に出そうとしているみたいに思えるのだ。でも実際ぼくは、このまんまが百パーセントのぼくだから、先生に申し訳なく思ってしまう。 -ものすごくわかる。誰かが期待してくれた時、誰かが自分のことを過大評価していると感じた時、この感情になる。これ以上のものは決してないのに、どうしようかと不安になる。 p50くらいからの飼育委員の生き物決め良すぎ。押野や三丁目の子らとの交流をきっかけに、枝田が自発的に行動できて良かった。亀山さんのキャラもいい感じ。熱帯魚プロではあるけど、やっぱ他の2人はまだ嫌よりな人間だわ……枝田は大人だね。スッと切り替えるんだもん。 枝田が序盤で「あの女だった」っていうのこわかったな、急にひんやりして。ちょっと今まで読んできた枝田とのキャラ違いにびっくりした。 なんか分からないけど、枝田がヤマを女の子ならヤマを好きになってたって言った後に俺はお好み焼き作るよって言う押野いいな。 押野が思い描いてた工場を見に行く場面の印象的。夢は夢のままのほうがいいのかも? どうなんだろう。でもこういうことは大なり小なり往々にしてある気がする。 枝田が好印象を持ってる人をひまわりだったりタンポポだったり、他にもやわらかい言葉で褒めるの好き。あたたかいなって思う。 お母さんが買ってきてくれた売り切れてしまうと言うケーキよりも前のケーキの方が良いと言う感覚、同じ経験があるわけじゃないけど分かるなって思った。 その後、スイカ食べたいなって思ってたのをおじいちゃんと通じ合うのもいい。馴染んでいるんだろうなそこに。 押野が工場を見に行った後、枝田がスーパーで「先生」になったお母さんと会った後、それぞれの感情の発露の場面◎