死にたくなったら電話して (河出文庫)

12件の記録
バックナックル@BackKnuckle2026年5月14日読み終わった夜中に起きて、眠れなかったので読了。 夜中にふさわしい、厭世と破滅が描かれた美しい一冊だった。 いわゆるエンタメ小説では決してなく、結末も賛否が分かれるものだろうが、個人的にはかなり好きだった。 作品を通して描かれる露悪的な厭世観は、まさに社会への呪詛だ。あいつもクソ、こいつもクソ、この社会、いやこの世界自体がクソだ、という強い怨嗟を感じる。 この生々しい呪詛に、時に共感し、時に首を傾げながら読み進めてしまった。独特な魅力のある一冊。






- だいき@Dki11072026年4月2日救いも希望もない。 だからこそ優しい。 何も期待しなくていいと教えられているようで。 友情も恋愛も、大きく括って人生っても、希望で溢れてなんかいない。 何も期待しないことを肯定してくれるこの冷たさが温かい。










