小さい牛追い

4件の記録
ユメ@yumeticmode2025年10月28日読み終わった感想今年の岩波少年文庫夏のフェアのラインナップに入っていたことがきっかけで購入した本。子どもの頃にこの物語と出会いたかったとしみじみ思うが、大人になってから初めて読むのでも充分に楽しめた。名作と呼ばれる児童文学は、いくつになってもひとの心に響くものだなと改めて実感させられる。 ランゲリュード農場の四人きょうだいが、両親と共に牛追いのため山の上の牧場ですごすひと夏を描いたお話で、子どもたちがのびのびと遊び、しっかりと両親の仕事の手伝いもする様が活き活きと綴られている。豊かな自然の中で子どもたちがごっこ遊びに興じる姿はリンドグレーンの作品も想起させ、殊に『やかまし村の子どもたち』が好きな方はきっとこの『小さい牛追い』にも魅了されるのではないだろうか(もちろん私もどちらも好きだ)。ノルウェーの自然の描写もとても美しい。 海外の児童文学に登場する馴染みのない料理というのは不思議なほど美味しそうに思われるが、本書にしばしば出てくる「サワ・ミルクのついたパン」にもまた心惹かれる。



旅するやまねこ舎@t_yamanekosha2025年8月7日買った昭和の小学校で習いました。「牛追い」って何をするんだろうな〜、大変そうだな〜って感想文を書いた(あやしい)記憶があります。訳者の石井桃子さんは本書発行当時、牛を飼っていたとのエピソードに半世紀(以上)ぶりに再読したくなりました。
umi 🪿@um_book_2025年3月7日かつて読んだ“山の牧場へゆく日が、とうとう、やってきました。 ー 中略 ー 例のバスケットは、すでに到着していました。これが、何よりだいじなことです。エイナールは、シャツを着ただけで、シラカバのバスケットをしょい、まっすぐ出かけてしまいたいくらいでした。ご新調のバスケットにくらべたら、上着やズボンなんか、なんだというのです?”