ストア派についておおまかに学べる。自分にコントロールできるものにのみ集中することが全て。 ①自分の品性 ②自分の反応、行動 ③他者への接し方 のみが自分の意思で変えることができる。 他人の考えや行動は教え諭すことは出来ても変えることは出来ない。 「望ましいが無関心でいるもの」という概念があり富・名声・健康が含まれる。 これらは恵まれている場合（お金持ち,イケメン,背が高いなど）は享受し、なくなっても平然としているべきであるという。 限られた貧しい生活をして慣らし恐れるに足らないと思う訓練が必要。 身体や命に関しても「いつかお返しする借り物」として考えている。 かつての人々も同じ悩みを抱えて解決策を考えていたのだなと思うと人の世の本質は変わらないのだなと感じた。 少しでも実践できるよう自分に出来ることのみに集中したい。

人のうちにある “悪意” 、そしてそんな “悪意” に、ときに暴力的なまでに反発したい、自分のうちにある “悪意” と向き合っているなかで、答えのヒントはないかなと読み始めてみた本。 ストア派には、人生と向き合い、ありのままを見つめ、人生に何があっても、むしろなおのこと人生を激しく愛し、やがて手放す……そういう傾向がありました。 この一文に、なんかこころが揺さぶられている。

いつの時代も人間関係はストレスフルなんだろうか。ねえ？

自分自身で完全にコントロールできるのは、 1.自分の品性 2.自身の反応 3.他者への対応の仕方 その3つだけである。 この本を読んでから、その3点を心に留めておくよう気を付けてはいるが、やはり長年培ってきた思考を変えるのは難しいところである。 気長に変えていきたい。