ビオレタ

8件の記録
橘海月@amaretto3192026年5月7日読み終わった四年近くつきあった彼に婚約破棄され、見知らぬ町で泣いていた妙に声をかけてくれた菫。彼女は雑貨屋でアクセサリーや人形の他に、大事なものを埋葬する小さな棺桶を売っていた…。 絶望から徐々に日常を取り戻す主人公と、風変わりな周囲の人々の優しさが沁みる物語。 一番印象が変わったのは、主人公が「とりあえずつきあう」とした年の離れた千歳だ。誰にでも優しく、女性にだらしないおっさんでしかなかった彼が、日々を重ねるごとに特別な、かけがえのない存在になってゆく。それは妙にとってただのバイトでしかなかったお店もそうで。運命とは劇的なだけでなく、こうした密やかに訪れるものでもあるのだなと思った。


- 小夜@snowdrop_02015年7月4日買ったかつて読んだ再読したい学生時代、王様のブランチのブックコーナーで紹介されていたのを見て、読んでみたいと、そのまま本屋さんへ行って買った小説。 このアプリを初めて、過去に読んだ本に何があったか思い出そうとしたときに、1番最初に浮かんだ本。 当時の自分には、大人過ぎて、雑貨屋さんで働くの憧れるなぁと思いながら、物語としてしか読まなかったけれども、今また読んだら感想が変わるのだろうな。 最近、この著者の別の作品の文庫本を購入したのだが、失礼ながら、その時は「ビオレタ」を書いた人だと認識しておらず。 ああ、「ビオレタ」読んでたな、Readsに残すかと考えながら、上記の文庫本をぱらぱら開いて、最後のプロフィールのところに「ビオレタ」の文字を見つけて鳥肌が立った。


