永遠のおでかけ

8件の記録
- ゆりたん@yuritanyogini2025年3月25日読み終わった図書館本父の死に目にあえなかったミリさん 「今夜、わたしが帰るまで、生きて待っていてほしかった。 母からの電話を切ってすぐはそう思ったのだが、新幹線に揺られる頃には、それは違う、と感じた。これは父の死なのだ。父の人生だった。誰を待つとか、待たぬとか、そういうことではなく、父個人のとても尊い時間なのだ。わたしを待っていてほしかったというのは、おこがましいような気がした。」p.88 自分の父親の死と重ねて読んだ。春の夜にしみじみ合うエッセイ集。
- mimu📚@mimuaaa09302025年3月7日かつて読んだ『お父さんが亡くなった』。悲しいお話ではなく、お父さんとの平凡な日常の思い出を巡る旅のような本でした。 『時間が解決してくれる』という言葉があるように、悲しみを乗り越えるにはどんな言葉よりも時間だということ、けれど大切な人を失ったときは悲しみに昏れるばかりではなく、その人のことを思い出してこんなことがあったねと笑いたい。後悔ではなく、楽しい記憶をたくさん自分の心に残していきたいと思った。 ----------------------------------------------- 大切な人がこの世界から失われてしまったとしても、『いた』ことをわたしは知っている。知っているんだからいいのだ。
- おもち@omochi____s2025年1月12日読み終わった余命を宣告されたお父様との日々を綴られたエッセイ。大切な人がいなくなることが宣告されるのってどういう気持ちなんだろうと気になって手に取った。 突然喪うにしても猶予があるにしても結局遺された者の悲しみはどうしようもないよなと思わされた。前を向けるかも人による。