永遠のおでかけ

永遠のおでかけ
永遠のおでかけ
益田ミリ
毎日新聞出版
2021年2月1日
17件の記録
  • 身近な人が亡くなるということの重みを改めて感じる。 たとえ時間が経って残酷なほど忘却を促進するにせよ。 紅白歌合戦の最中に、落ち着きのないお父さんを、もう何とかしてと思っていても、居なくなったらむしょうに寂しい。歌合戦に集中できるのに。 「父の死によって、わたしの心の中にも穴が空いたようだった。・・・のぞいても底は見えず、深さもわからない。しばらくは、その穴の前に立っただけで悲しい。」 私の両親は既に他界したが、この本を読むことによって記憶がよみがえってきた。 お風呂に薪をくべている母の姿。目を悪くして、母に新聞を読んでもらってる父の姿。孫がうまれて笑みを浮かべる父、母の顔。
  • ...
    @Sa_06
    2025年10月2日
    初めて読んだ益田ミリさんのエッセイ。歳を重ねるともっと自分事になりそう。
  • かんな
    かんな
    @kannchan_321
    2025年8月16日
  • RRR
    RRR
    @rie19890815
    2025年7月18日
    良かった。親が亡くなって色々手続きする度に理由を聞かれてこの度亡くなりましてって言うのが辛かった。益田さんも同じだったと。この度お星様になりまして、って言いたくなった益田ミリさんの発想がとても和ませてくれた。
  • ひろっぺ
    ひろっぺ
    @hiroppe
    2025年7月7日
  • a
    a
    @am_book25
    2025年6月1日
  • SHINON
    SHINON
    @rouges_98
    2025年5月30日
  • のあ
    @n_noa01
    2025年3月31日
  • 父の死に目にあえなかったミリさん 「今夜、わたしが帰るまで、生きて待っていてほしかった。 母からの電話を切ってすぐはそう思ったのだが、新幹線に揺られる頃には、それは違う、と感じた。これは父の死なのだ。父の人生だった。誰を待つとか、待たぬとか、そういうことではなく、父個人のとても尊い時間なのだ。わたしを待っていてほしかったというのは、おこがましいような気がした。」p.88 自分の父親の死と重ねて読んだ。春の夜にしみじみ合うエッセイ集。
  • 飴 子
    飴 子
    @_____amk0
    2025年3月18日
  • nao
    nao
    @ggtop-88
    2025年3月7日
  • みをり
    みをり
    @miori52
    2025年3月7日
  • mimu📚
    mimu📚
    @mimuaaa0930
    2025年3月7日
    『お父さんが亡くなった』。悲しいお話ではなく、お父さんとの平凡な日常の思い出を巡る旅のような本でした。 『時間が解決してくれる』という言葉があるように、悲しみを乗り越えるにはどんな言葉よりも時間だということ、けれど大切な人を失ったときは悲しみに昏れるばかりではなく、その人のことを思い出してこんなことがあったねと笑いたい。後悔ではなく、楽しい記憶をたくさん自分の心に残していきたいと思った。 ----------------------------------------------- 大切な人がこの世界から失われてしまったとしても、『いた』ことをわたしは知っている。知っているんだからいいのだ。
  • 心
    @kokoro_books
    2025年3月6日
  • おもち
    おもち
    @omochi____s
    2025年1月12日
    余命を宣告されたお父様との日々を綴られたエッセイ。大切な人がいなくなることが宣告されるのってどういう気持ちなんだろうと気になって手に取った。 突然喪うにしても猶予があるにしても結局遺された者の悲しみはどうしようもないよなと思わされた。前を向けるかも人による。
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