千の扉
18件の記録
阿部義彦@xtc1961ymo2026年6月26日読み終わったこの中公文庫は、手に入れるのに苦労した、中公文庫の棚がある本屋でも、ほぼ置いてなくて、客注するか、古本屋でたまたま見つけるかしかないかと半ば諦めてたら、知ってる本屋で中公文庫ほぼ全点フェアをやってたので、そこで入手できた。『帰れない探偵』で、メジャー作家となった柴崎友香さんですが、そのプロトタイプとでも言える作品です。不意に行為の主体や時間軸が瞬間移動する文体は既にこの頃からお手のものでした。こちらは、時間の流れる方向は一定で、ある意味正統性の歴史小説的側面では有りますが、その歴史の中に、凡ゆる名もない人々の時が並列に流れており、緩やかな関係を持ちながら、ある時はその行為や心情が混じり合い、微かに触れ合います。そのエピソードのアトランダムな捻れ方が、この小説を独特のものにしています。ただ有るだけの物語。









阿部義彦@xtc1961ymo2026年4月17日買った地元の本屋で、中公文庫ほぼ全点フェアを実施中。いつか注文しようかと思ってた柴崎友香さんのも有りました!最近中公文庫は「プラハの古本屋」と「黄色い家 上下」で気を吐いていて、頼もしいです。



























