わたしの名は赤〔新訳版〕 下 (ハヤカワepi文庫)

5件の記録
sataka@satakan_4432026年9月1日読み終わった宗教と美術、東洋と西洋、様式と画風といった、上巻で提示されたテーマはますます深刻に、そして緻密かつ絢爛に書き出されていく。イスラームの信仰と、表現者として、生活者としての相克に見舞われた細密画家たちの華々しい破滅に対し、シュキュレやエステルら女性の強かに生きていく様子が心に残る。
フジワラ@hujiwara22026年4月23日読み終わった推理小説として読んじゃった。 時代背景とか知ってたら違う視点が得られたのかもしれない。 不思議なことに、絵の描写の方はフルカラーで極彩色の世界をイメージ出来たのに現実世界はぺらっとした想像しかできなかった。 多分作中の人が絵について語っている熱量の偏りをそのまま感じ取ってしまったのだと思う。 それにしても描くことの論理がそんな形で決められていたとはね。歪で綺麗だった。


