zaki.
@zaki
- 2025年4月2日光は灰のように有田忠郎読み終わったパンタレイ 雨季や麦わら帽子といった夏の要素があり「言葉の灰が雪のように降る」とある 雪の静けさと梅雨時期のしっとりとした空気に似たものを感じ、パンタレイという流転の言葉により季節が巡るイメージが湧く。 最後、「日付のない水の曜日に」はその流転している季節の中で小さな引っ掛かりを残している。 個人的にバランスが好きな詩
- 2025年3月29日風立ちぬ/美しい村改版堀辰雄読み終わった複数の要素が同時に流れつつもどの要素も強弱をつけ切り捨てないことによって日常を劇物化させない描写が好き。 特に季節感の描写。春まではモノローグによって明記されているが冬以降は日記形式に変化しており飽きない。 また『私』は物書きである事以外は特に説明はされていない為、登場人物と読者を切り離しせず読者の目線が入り込みやすい。
- 2025年3月28日人間の条件ハンナ・アレント,ハンナ・アーレント,志水速雄読みたい
- 2025年3月27日移ろう前衛呉孟晋読みたい
- 2025年3月27日
- 2025年3月27日新版 思考の整理学外山滋比古読み終わった今代 他人の意見を自分で考えたかのように振る舞ってしまう人間にならないためにこの本を読む。 本書では主体性を獲得するべく情報の整理方法について丁寧に教えてくれる。専門的な単語は含まれないので読みやすい。 知識を収集することはできるがそれを活用させる人が苦手という人には力強いのかも。
- 2025年3月22日室生犀星詩集室生犀星読み終わった初めて彼の詩集を読んだ。 作者の生い立ちと詩の読み方の解説が記載されているので読みやすい。 具体性を描かない立原作品よりも寂寥としており個人的に好き。 また日記として綴られていたからか「寂しい」感覚にも様々。 好きな詩は秋くらげと白い日、特に白い日は雪の日の薄明るいぼんやりとした空気が伝わる。 解説を読むと印象が一番変わるのは忘春詩集。
- 2025年3月19日紫色のクオリア (電撃文庫)うえお久光読み終わったと、いうわけで、あとはよろしくね、「あたし」? 「もしあの時に戻れたら?」という可能性を極限まで細分化していき、性格や姿、肉体を捨て概念にまで昇華したマナブがゆかりを通し再び自分を知るこの話は今私たちは何をもって私という個であるのかという悩みに少しだけ添い遂げてくれるようなお話。 認識するクオリアが異なれば他者から見た私を認知する情報も変わるので、私という個とは複数の出来事から構成されているのだなと思う。 ※ついでにSNS疲れする原因もこれだと思っている。 フォロワーの数だけいる「私」に私が適応できるはずもない。まして発信する内容を絞りSNSを複数同時運用すればそれぞれの分野に特化したような人と繋がってより高度な「私」を要求されかねない。
- 2025年3月17日
- 2025年3月17日千羽鶴川端康成読み終わった絵志野の冒頭 -文子は白地に木綿の服を着ていた。白粉もつけていないつけていない。少し荒れた唇に薄い口紅があるだけだった。- 弱っているキャラクターを表情や仕草で描かれる事はなく、「少し荒れた唇に薄い口紅」とここ数日の忙しさとそれでも人に会う時は身なりを整えようとする文子の性格描写が鮮やか。 アニメで美少女キャラが弱っている表現としてキャラクターの唇に縦線を引く描写(※まどか☆マギカ)を思い起こしたのでアニメ映えするのだろうなと思う。
- 2025年3月16日影の現象学河合隼雄気になる
- 2025年3月16日言語表現法講義加藤典洋気になる
- 2025年3月16日絵本をよんでみる (平凡社ライブラリー 300)五味太郎,小野明気になる
- 2025年3月16日
- 2025年3月16日裾花杉本真維子読みたい
- 2025年3月15日実践 自分で調べる技術上田昌文,宮内泰介気になる
- 2025年3月15日文章表現四〇〇字からのレッスン梅田卓夫読みたい
- 2025年3月15日
- 2025年3月15日レポートの組み立て方木下是雄読みたい
- 2025年3月15日人生の短さについて 他2篇セネカ,中澤務気になる
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