雪〔新訳版〕 上 (ハヤカワepi文庫)

雪〔新訳版〕 上 (ハヤカワepi文庫)
雪〔新訳版〕 上 (ハヤカワepi文庫)
オルハン・パムク
宮下遼
早川書房
2012年12月15日
4件の記録
  • Sanae
    Sanae
    @sanaemizushima
    2026年2月1日
    世俗主義とイスラム主義、トルコ人とクルド人、あるいは他の少数民族、そして経済格差。 ドイツに住む詩人が少女の自殺が多発しているということで取材のため地元へ赴く。 かつては賑わっていた小さな町の荒廃した描写、そこに降り続く雪が美しい。 上巻は雪が降り積もる背景から、詩人Kaが恋をしたイペキ、取材の駆け引きなどが展開されていく。 たまたまこれを読んでいるタイミングでイスタンブル現代美術館でAli Kazma写真展を観る機会があり、この時初めてパムクが絵を描く人だと知る。 Kazma氏はビデオアーティストで、パムクの映像作品があり、モレスキンに次々と絵を描いていた。あぁ、だからパムクの書く小説は風景が生き生きとして美しいのか!と思った。
  • aua
    aua
    @aua
    2025年12月22日
    “群青”という呼称が良すぎる
  • 夏しい子
    夏しい子
    @natusiiko
    2025年3月19日
    上巻では恋敵であるはずのムフタルの伝言を素直にイペキに伝えるKaの純真さに、恋心の薄さや幼稚さを感じたけれど下巻になってからはKaの想いにはくるおしさを感じた。 イペキもKaから詩を読んでもらった時にしきりに自分の感情的感想は述べずに「綺麗な詩ね」とばかり答えていた。 イペキはKaのようにはまだKaを愛していなかったけど、幸せになりたかったし、Kaはムフタルや他の男性とは違うと思って愛せると思ったのだろう。 純真そうで幼さも感じるKaには身勝手さを感じたけれど、嫉妬心を感じだしたKaの方が好きだった
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