社会関係資本主義
7件の記録
ひかりとかげ@hikakage2026年3月12日読み終わった学習塾のバックオフィス業務を支えるITサービスの会社を経営する著者が、幼馴染の思想家である青木真兵を中心に自身の会社内外様々な人との対話をまとめた本。 それぞれの対話を通じて会社とは何か、そもそも共同体とはどうあるべきかを著者はアジア圏、特に中国の儒教や孔子の論語などが日本の「義理人情」や「ご恩と奉公」の文脈の源流にあると説く。 そして論語ある「忠」は心のままに居る事であり、江戸時代以後に忠誠を尽くす事と変化したという点はルースベネディクトの「菊と刀」に接続するような日本人のアーキタイプを読み解く上で参考になる知識だなと思った。 タイトルにある『社会関係資本主義』は数値化されすぎた資本主義を半歩脱却し、自己ニーズを尊重できる共同体としてある新しい形だと思う。 いつの時代にも通貨は存在したが果たして"通貨"とは何か?我々は何の為に誰と生きるのか? そんな問いが残った。



