書斎の死体

書斎の死体
書斎の死体
アガサ・クリスティ
山本やよい
早川書房
2004年2月1日
10件の記録
  • いちのべ
    いちのべ
    @ichinobe3
    2026年3月8日
    本作は「書斎の死体」という、探偵小説ではよく扱われる題材に変化をつける……という試みから生まれたとクリスティによる序文にあり、本編の冒頭でも以下の会話が登場してニッコリしていたら、 > 「夢を見てたんだよ、ドリー。それだけのことさ。おまえが読んでたあの採偵小説——『折れたマッチ棒の手がかり』。書斎の暖炉の前に敷かれたラグの上で金髪の美女が死んでいるのを、エッジバストン卿が発見する。小説のなかでは、つねに書斎で死体が発見される。現実にそんな事件がおきた例は、見たこともない」(p13-14) もっと直接的なメタ発言もあってますますニッコリしてしまった。 > 「そりゃそうだよ。おじさん、探偵小説って好き? ぼく、大好き。たくさん読んでるよ。それに、ドロシイ・セイヤーズと、アガサ・クリスティーと、ディクスン・カーと、H・C・ベイリーのサインも持ってんだ。殺人事件のこと、新聞に出るの?」(p110) 実際、「誰が彼女を殺したか?」「なぜ死体は書斎にあったのか?」という点での謎解きは意外な展開。しかも、ミス・マープルならではの観察眼、人間関係への洞察によって真実が導き出されて、「この事件の探偵は、ミス・マープル以外あり得なかったな〜!」という満足感まで得られる。 そして最後の最後に付け足されるちょっとしたデザートのようなエピソードが、ユーモラスかつ皮肉めいて、事件の鏡像のようでもあって、粋だな〜と嬉しくなってしまう。
  • しおくら
    しおくら
    @reads_sss
    2026年3月1日
  • 狭い村の中の人間関係について、クリスティは厳しく本質を捉えている。先週までの「ばけばけ」でも見たように、噂は勝手に歩き出して燃え上がる。古今東西変わらない人間の側面。それをわかっていて、行動するミス・マープルとバントリー夫人の愛と優しさが沁みる。
  • Louis Cyphre
    Louis Cyphre
    @louiscyphre
    2026年1月18日
    そうか、『書斎の死体』の前に『火曜クラブ』を読まなきゃいけなかったね。
  • Louis Cyphre
    Louis Cyphre
    @louiscyphre
    2026年1月17日
    クリスティ面白いなぁ。 このトリックをこういう使い方するか… ミス・マープル、第2作にして徐々に本性が顕れてきて、この後のシリーズも楽しみ。 「薔薇の名前」がなかなか進まない(笑)
  • niwa
    niwa
    @niwabun
    2025年12月17日
    面白かった! オーディブルで流してると止まれないけど、これちゃんと時系列や問題点を書き出すと犯人絞れたかもな……って思ったけど、どのミステリ読んだっていつも犯人全然分からないんだな… クリスティの描くおばさんたち、みんなおしゃべりで不謹慎で性格イマイチで大好きなんだけど、自分の家で知らん人の死体が見つかった直後に「私は事件を楽しみたいの!」って主張するのは流石に度が過ぎてて笑った。 しおらしさとかないんか!ないわな…… マープルが持ち前の観察力で小さな表情や発言を見逃さないの、相変わらずアッパレだった。 しかし、こんなに何でもお見通しな人が近所にいたら嫌だな……マープルのいない田舎暮らしでよかった。 犯人の意図しない形で事件の様子が変わるミステリほんとーーーーに好き。 なるほどね〜と言いながら解決編聴いてた。 安定した面白さ!
  • ふみ
    @fumi0072
    2025年12月5日
  • kiki
    @kiki_
    2025年9月2日
  • のこ
    @noco-rob0
    2025年3月16日
  • 軽路
    軽路
    @kar-pas
    1900年1月1日
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved