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月書房
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@sunnytree0383
よむのもかくのも。
  • 2026年2月22日
    デモクラシーのいろは
    難しい歴史の要素はあるけれど、物語としてストンと読めました。この思想こそが素晴らしいのだと敗戦国へ説く形での、言わば傲慢な民主主義から毒が抜けていくような物語に感じました。毒が抜けると民主主義の原型を留めていないようにも感じられ、しかしそこに残った主権者の思いがこれからも物語を作るのだと思います。
  • 2026年2月14日
    カフェーの帰り道
    大きな話ではない。でも胸の奥に染みていく話だった。最終話で初めて、戦時中の“カフェー”であることが重要だったのだと気が付かされる。カフェーからの帰り道とはつまり、カタカナからうまく距離を取っていくことなのかな、と感じました。プロの文章だな、と思いました。
  • 2026年2月10日
    木挽町のあだ討ち
    あの“あだ討ち”は何だったのかーー。芝居小屋の証人から語られる証言の意味が、最後でくっきりと繋がる構成が美しすぎた。誰もが道を誤った経験を持ち、芝居小屋という悪所へ流れ着く、しかし登場人物が欠けることなく漂白されていくさまに読み進めて心打たれた。
  • 2026年2月7日
    ナイルパーチの女子会
    ぶっ飛んでいる。これはコメディなのか、と思いながら読み進めていくと最後の畳み掛けで私たちの普遍性に容赦なく突入してくる。読み終えたあとの満足感。
  • 2026年2月3日
    テロリストのパラソル
    純文学のミステリ作品という感じ。頭いいんだろうな、と思った。話は難しいところもあるが、キャラの魅力もあいまってサクサク読み進められた。
  • 2026年1月29日
    君は永遠にそいつらより若い
    ミュージカルを見ているような読書体験。自殺やリスカ、性の悩みなど学生を取り巻く話題は明るくなく、主人公のホリガイもこじれたところがあるが、このホリガイの視点が据わっているのでどこか安心してスラスラ読めてしまう。
  • 2026年1月21日
    失われた貌
    失われた貌
    久しぶりのミステリー、大当たりだった。 事件のどんでん返しのみならず、人情描写もありかなりよかった。バーのマスターや日野と羽幌の関係、特に羽幌の過去と葛藤が明かされていくのが読んでいて気持ちよすぎた。
  • 2026年1月19日
    となりの陰謀論
    人は世界をより簡単に把握したい。妥協できないイデオロギーの衝突を前に、自分を否定する他者への恐怖が人を陰謀論へと駆り立ててしまう。かつて読んだ小説『方舟を燃やす』(角田光代)を思い出した。信じることをやめられない人間を理解する上で重要な入門書だと感じた。
  • 2026年1月15日
    金環日蝕
    金環日蝕
    設定がやや冗長に感じてしまった。 貧しくありながら心を美しく保つことの難しさ、がひとつのテーマなのだと思う。しかし文章が事件の説明に終始していて、登場人物の内面へと潜り込んでいく要素が少なかったように感じる。
  • 2026年1月10日
    家族
    家族
    とにかく怖かった。 遠い場所の話とは思えなかった。自分の人生を振り返ったとき、そのどの瞬間においても瑠璃子の声を突っぱねられた自信はない。自分の話でもある、と思った。
  • 2026年1月7日
    ぼくの本屋ができるまで
    町の本屋さん、なくならないでほしい。 売れる本と売れない本をアルゴリズム的に見て並べなくていいのが小さな書店のいいところだと思う。町に密着して、スタッフの色が出る書店がひとつでも多ければ。。。
  • 2026年1月6日
    すべて真夜中の恋人たち
    光の表現が美しすぎ。。。 三束さんと聖は正反対に見えるけれど、どちらにも冬子を惹きつける魅力があって、S極とN極みたいだと思った。
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