私の幸福論

9件の記録
きりこ@kirikiri_cororo2025年11月18日読み終わったちょまが紹介していたので読んでみた。 昭和30年に雑誌で連載されていたとは思えないほど今の時代にも通じるものが多々あって、特に「一人の人間が他の人間を(中略)理解することなど、できようはずはないのです」「理解しあったと思いこんだ瞬間、それからは相手を自分の理解力のなかに閉じこめてしまい、相手がその外に出ることを裏切りとして許さない」という文言にはグッときたなぁ。
いいこ@115_iiko2025年8月31日読み終わった初っ端のぶっ飛ばしから既にお気に入りの本となった。福田恆存作品は多感な時期に読むと圧倒的な影響を受けてしまう可能性があるので今20代の真ん中辺りという年齢で読めているのがちょうどいいなと思った。幸福を求め続けるが決して不幸ではない自覚もある、という人にとっても救いとなる箇所がいくつもあるし、孤独について改めてしっかりと示唆されるものでもある。そこにあるのは諦観ではなく受け入れだなという、あまりにも健全な1冊。



