ゴットハルト鉄道
8件の記録
ぼぺにゃん@bopenijan_11062026年5月3日読み終わった「隅田川の皺男」も読了。 木母寺、女に体を売る少年たちがたむろする「都鳥」という店、「ウメワカ」と言う少年などが謡曲の「隅田川」由来のモチーフ。主人公のマユコも何かこの謡曲に関係あるのかな。 ぜんぜん読み解けた気はしないけれど、わからなさも含めて味わえた。 「皺男」と聞くと能面の痩男を連想したが、検索したら皺尉(しわじょう、皺の深い老人)という面もあるそうだ。 p183/213 人の親の 心は闇にあらねども(子を思ふ道にまどひぬるかな)、藤原兼輔、古今和歌集、が引用される。ウメワカと親の関係を表している? p174 ちょっと離れたところに見えている目標物に向かって歩いているつもりが全く違うところにたどり着いてしまう、でたらめに曲がったり枝分かれしている墨田区の路地の様子がリアル
ぼぺにゃん@bopenijan_11062026年4月26日まだ読んでる「無精卵」読了。強烈な後味の悪さ、救いのなさ、暗澹としたこの読後感は富岡多恵子の「芻狗」以来という感じ。 多和田葉子は「犬婿入り」と「献灯使」から入ってHirukoシリーズやエッセイに進み、仄暗さとユーモアの不思議なバランスを楽しんでいたけれど、こういう作品もあったのか。ユーモアありの作品の方が好みだけど、この筆力すごい





