増補 責任という虚構

増補 責任という虚構
増補 責任という虚構
小坂井敏晶
筑摩書房
2020年1月9日
5件の記録
  • -ゞ-
    -ゞ-
    @bunkobonsuki
    2025年11月16日
    「責任感を持て」「責任を取れ」という激励は人生の一場面を彩る。だが、「責任」は本当に成立しえる概念なのだろうか?誰もが知っていて、しかし論理的には複雑怪奇な単語を論じた一冊。 この本を多感な頃に読んでいなくて良かったと心から思う。こんな面白いものを読んでいたら、親や教師、友人に議論をふっかけまくっていただろう。それほど刺激的な読み味がした。 詳細は本書を読んでほしいのだが、人種差別に対する問いかけが痛快だった。 「◯◯人が殺人衝動的な遺伝子を持っているとあなたは言う。そうするとそれは遺伝子の問題であって本人にはどうにもできない。◯◯人に責任は求められない」 といった主張が出てくる。 これを読んだ時は「人種差別に対するもっともスマートな回答だ」と心が震えた。
  • けい
    @vib
    2025年11月9日
  • 水谷
    @Mizutani_0758
    2025年9月28日
  • 面白いのでちまちま読んでる!
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