母性のディストピア 1

母性のディストピア 1
母性のディストピア 1
宇野常寛
早川書房
2019年7月18日
4件の記録
  • -ゞ-
    -ゞ-
    @bunkobonsuki
    2026年6月8日
    私が宇野常寛の書籍にはじめて接したのは、『母性のディストピア』だった。読み始めて数分、その激越に恐れ慄き、当時は戦後の思想史もまったく知識がなかったので、早々に読むのを諦めた。 『リトル・ピープルの時代』『遅いインターネット』『庭の話』など他の書籍を読んで、改めて本書を読んでみようと思い至った。 『母性のディストピア』は二部構成となっており、「接触篇」が第一部、「発動篇」が第二部となっている。接触、発動という語彙は、富野由悠季のアニメ映画『伝説巨神イデオン』から来ている。 タイトルに関連していることもあってか、「接触篇」では富野由悠季の思想史に紙幅を割いている。近年の富野作品は人情的な温かみを感じさせるものが多く、「白富野」と呼ばれることもある。これはかつて過激な作風を志向した「黒富野」と対比される表現である。 だが、本書を読むと「白富野」の正体とは諦念という解釈が浮かぶ。戦後の世相に対して苦しみながら作品に思想を込めていたが、90年代を境に現実に打ちのめされた結果、白くなってしまったのだ。
  • unravel
    @turn_the_pages
    2025年10月31日
  • @_angelicbe_
    2025年5月6日
  • su
    su
    @sualocin
    2025年3月19日
    結構長いので気になるパートから読み進めてる 宮崎駿作品のジェンダー観をかなりコテンパンに叩きのめしてて、ジブリ好きながらもなんだか観ててモヤモヤしたり引っかかるなと個人的に思ってた部分に鋭い指摘が入りまくってたのがおもしろかった ジブリ語りを通してインセルや弱者男性の埋めがたい精神的な孤独にスポットライトを当てようとしている感じもある こういうトピックが著者のような男性オタク側からしっかり語られているところを見てみたかったので興味深く楽しく読んでいる
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