狐花 葉不見冥府路行

狐花 葉不見冥府路行
狐花 葉不見冥府路行
京極夏彦
KADOKAWA
2024年12月24日
5件の記録
  • 「お前の幽霊は、私が見よう」 珍しく分厚くない京極夏彦。歌舞伎の脚本用の書き下ろしたものなのでサクサク読める。 彼岸花の着物を纏った美貌の男性 萩之介が、とある家とその関係者たちの前に現れる。しかし彼は、痴情のもつれで密かに殺されたはず。彼は幽霊なのか、それとも。 少しずつ明らかになっていく過去の因縁はさすがの話の上手さ。 話の閉じ方が物悲しくやりきれない。憑き物落としをするのは「百鬼夜行シリーズ」の中禅寺秋彦の曾祖父にあたる御方。あれの雰囲気が時代劇的な舞台に、そしてコンパクトにまとまっている。 今後の京極作品布教の候補になりそう。
  • つる
    つる
    @b_rxs4
    2025年3月19日
  • ユーグレナ
    ユーグレナ
    @snob
    2025年3月11日
    切なくもどこか美しい物語 思っていた以上に良かった。 こうなると舞台も見たかったなぁ。 (あれはやっぱり呪いなのかな)
  • やぎ
    やぎ
    @yagist
    2025年3月5日
  • ユイ
    ユイ
    @conclusion___
    2025年1月20日
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