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みどり
@midori57
  • 2025年10月30日
    かもめのジョナサン
    かもめのジョナサン
    古本市で特に理由なく手に取った マッチョとナイーヴが共存している不思議な作品だ 群れから出ても仲間が欲しくなるのは人間もかもめも同じなのだなぁ
  • 2025年10月20日
    杉森くんを殺すには
    杉森くんを殺すには
    精神を病むのは苦しい。溺れそうな人に縋られるのは苦しい。身近な人が亡くなるのは苦しい 生きていれば苦しいことだらけだ。私たちは己の苦しみを癒そうと手を取り合うが、それはお互いの傷を抉りあう危険性と紙一重だったりする 私は、ヒロがDVの被害者だったことがこの話の肝だと思っている。日常的に暴力を受けてきたから、杉森くんの依存に鬱陶しさを感じながらも、相対的に過去の親子関係よりもまだマシな絆を結び続けてしまったのだろう ヒロの立場にも、杉森くんの立場にも思い当たるところがある。だから、こんなにも辛い目にあっても生きることは楽しいことでもあると感じられるヒロをとても強い子だと感じた
  • 2025年7月7日
    星の王子さま
    星の王子さま
    自身の好きなコンテンツは、ほぼ全てこの本を元ネタにしていると言ってよいそうだ 砂糖をまぶしたお菓子に見えるが、中身は苦い。その苦さはたぶん大人の世界の味なのだな この作品を理解したいとあまり思わなかったことに驚いている。まだ私は子どものままでいたいんだろう
  • 2025年6月22日
    力士探偵シャーロック山
    頭脳明晰かつ抜群の身体能力を持つシャーロキアンで関取(!)の「斜麓山」が、相撲の取組はそこそこに難事件を解決する ミステリーといえば読んだ後にどんよりとした気持ちになるものが多いが、こちらの作品は「ああ。なんか愉快だった」という気軽な感想が浮かぶのみ。精神的な健康に良い本だ(ただし、犬が可哀想な目に遭うので注意) 能力の高い子供っぽい性格の変人に萌えたい諸氏は読むべし
  • 2025年6月3日
    安野モヨコ選集 プレイボーイ団地/脂肪と言う名の服を着て
    女性作家の社会派エッセイと漫画を読んだので、続きで購入 『脂肪と言う名の服を着て』はルッキズムに苦しむ女の話であり、毒親を持つ彼氏やスピリチュアルにハマっている同僚も出てきて、随分昔の漫画なのにキャラクターの抱える悩みが一様に現代的だと感じた (SNSのせいでそのような悩みが見えやすくなっただけかもしれない)
  • 2025年6月3日
    ときめかない日記
    花田菜々子先生の本で紹介されていたので読んでみた 主人公の同僚たちが爛れているだけでは?と思うが、現実にもそういうアレコレは存在しており、何だかなぁ...と主人公寄りの感性を持つ私は思うのだ きっと皆、一生に一度あるかわからない「ときめき」を探して主人公のように暗中模索しながら大人になるのだろう それにしたって浮気はよくないと思うんだよね
  • 2025年6月1日
    出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと
    出会い系サイトの話ね...という野次馬っぽい気持ちで手に取った本だが、生きていく上でとても大事なことが書いてあると思った ちゃんと目の前の相手に興味を持って、相手が喜ぶことをしよう
  • 2025年5月31日
    仮面の告白
    仮面の告白
    肉体に紐づいた本当の自己と社会と関わるために利用する自己が対立する 主人公の性癖は同性愛に理解が広がった現代においても忌避されるだろう暴力的なもので、「そうあるべき」と「そうある」の距離がとてつもなく悲しい
  • 2025年5月30日
    狐花 葉不見冥府路行
    京極作品のエッセンスを凝縮した集大成的一冊 珍しく鈍器本ではないので、忙しい人に京極作品をオススメするならこの本を私は選ぶ (ネタバレ注意⚠️) 女と見紛う美青年、兄と妹、入れ替わりトリックに火事、そして憑き物落とし... 百鬼夜行シリーズで親しんだシチュエーションが満載 そして最後の中襌寺の台詞がまた"らしい"... 欲に振り回されてもその先には孤独しかない 自分の心を正しく見極めるのが大切だという教訓を読み取りました
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