ヘイトをとめるレッスン

11件の記録
- yo_yohei@yo_yohei2025年8月27日読んでるまだ読んでる@ シンガポール第4章読了。 差別をする人は、よく「表現の自由があるなら差別する自由もあるのではないか」と主張する。もちろん、自由主義の観点から自由の極大化はなされなければならないが、一方で、殺人や窃盗など他人に危害を加えた場合は当然に処罰される。 そこで4章では、ヘイト表現がマイノリティに対してどのような危害を加えているか、3つの類型に分類している。 また、「ヘイトのピラミッド」を紹介し、ヘイト表現の延長線上にジェノサイド(集団虐殺)があることを指摘している。 最後にヘイト表現の特殊性について言及し、侮辱や名誉毀損と違い、ヘイト表現が潜在的加害者に伝播していくことにも触れている。
- yo_yohei@yo_yohei2025年8月13日読んでるレッスン2「マジョリティへにヘイト表現もある?」読了。 マジョリティへの侮辱行為はヘイト表現にはあたらないが、場合により、例えば男性へのヘイト表現もありうる。歴史上または社会分脈上、ある集団が蔑まれているときにその侮辱行為等はヘイト表現となる。 また、子ども出入り禁止ゾーンにも言及している。本来の目的を遂行するために他に手段がない場合に限り特定集団の出入りを禁止できうるとしている。
- yo_yohei@yo_yohei2025年8月11日読んでるレッスン1を読みました。レッスン1は「ヘイト表現とは何か」。 ヘイト表現は何かを考えると、その標的となるアイデンティティについても考えさせられる。アイデンティティは変えることができない属性と言われるけど、職業とかもアイデンティティの一つだろうし、ある職業に対するヘイト表現もあるよなと思ったり。