流しのしたの骨
63件の記録
- m@m15ar2026年7月1日読み終わった@ 自宅最近、家に持っている本を読み返すブーム。 本当は、新しい本を読みたいのだけど、図書館とタイミングが合わず行く時間がないので半ば仕方なく家の本から選んでいる背景があるが、やってみたらとても良くてブームになった。 元々本をすぐには買わない質だから、自分で選んで手元に置いている本はある程度響くものがあって購入したはず。と考えると当然か、と腑に落ちる。 流しの下の骨を読んだのは、きらきらひかると同じく軽井沢にいたコロナ禍の頃。 何かのきっかけで江國香織にハマり、佐久のブックオフでとりあえず数冊買ってみたうちの1冊。 その当時の記憶では、きらきらひかるがとても好きだったけど、現在の私はこちらの方が好ましいなと思った。 思い煩うことなく愉しく生きよにせよ、抱擁、あるいはライスには塩をにせよ、おそらく今の私は江國香織の描く家族像が好きなのだろうなぁ。 きらきらひかるや東京タワー、スイートリトルライズは少し一癖ある夫婦物で、それよりも互いが互いの存在であるというだけで相手を受け入れるという信頼関係が感じられる家族というものに憧れているんだと思う。いわゆる強い絆みたいなものに。 この本は読み返して、記憶の中よりも好きな本になった。 特に、p.207〜の『年をとればとるだけ大人になるのだと思っていた。そして、大人になれば世の中はぐんと秩序だって来るのだろうと。(中略)でもうすうす気づいてはいるのだ。そよちゃんの落ち着きも、しま子ちゃんの情熱も、大人になることで身についた資質では絶対にないことに。』という部分が、ここ数年の自分の実感とリンクしてとても納得感があった。 漠然とイメージする大人というものはもっと秩序だっていると思っていたが、案外そうでもない。20代後半になってもなお、自分はまだ大人である感じがしないと思っていたのは、大人というものに理由のない確信的な幻想を抱いていたからだと気がついた。私はもう、確かに大人だ。"大人"が幻想だったと認識することで、自分を大人と認めることができたように思う。 偉い人は対象の仕組みをよく理解し、周りの人よりも必要とされるスキルに秀でていて、人格が優れているから偉いのだと思っていたけど、案外全然そうでもない。"偉い"ということは単に"その組織内での序列が上"ということであり、人間が人間を評価する以上、どうしたって主観的になる。その時に持ち出される"主観"は、結構みんな自己中心的だ。だから、"偉い人"というのは主観的な誰かのおかげで序列が上になっているという単なる事実であり、ただそれだけなのだと思った。そういうことが、この会社に来て5年目にしてようやく本当に分かってきた。 ならば、私の大切にしたい資質はなんだろう?それを大切に生きる生き方にしたい。漠然としすぎて、見つけようといろいろ試して考えてもがいたけど結局よく分からなかった。だから、好きな暮らしは、過ごし方はなんだろう?というごくごく単純な問いに変換して、今はただ好きだと思うこと、やりたいと思うことを素直にやることを楽しんでいる。そうしたら、生活に色がついて彩られてきているように感じている、最近。 もっともっと、今の暮らしを続けたら、きっと肩の力が抜けた私の"好き"が本当に見つかる気がするんだ。 肩の力って、抜こうとしても抜けないのは本当にそうだな。何かが欲しくてジタバタしても、力が入っていればなかなかうまくいかないもんだな。私の場合、もっと良い自分、もっと良い人生、もっと良い目指す先が欲しかった。でも、もっと良い人生って何?私が思うもっと良い自分って何?が分からなくて、なんだかぐるぐるしていたから…。 だけどそんなの、考えたりワークしたりして出てくるようなものじゃないよなぁ。好きなことをしていて、飾らない自分の気持ちを自分が受け入れられるフラットな自分でいることで、普通に認識できるものだよな。 少し自分のステージが移った気がする。 だって、明日も来週も来月も、平日も休日も楽しみ。たくさんあそぼう。その先にどんな私が待つだろう。
さくさくぱんだ@Sakuwamo2026年5月27日やっとの思いで久しぶりの読書でした。江國香織さんの物語は、淡々としていて心地が良いです。人生の出来事って実は淡々としていて、後で思い返した時に味付けされて、ドラマチックに感じているだけな気がする。


yuno_yyxy@yuno_yyxy2026年5月16日読んでる半分くらい読んで一旦メモ。 家族の描写がなんか独特で丁寧なんよな。あと、きょうだいや子ども達の過ごし方が、あんま思い付かないちょっと不思議な感じで面白い。 別に飛び抜けて変というわけでもなく、さりとて至極一般的でもない。 江國香織の特有の豊かさの子供たちが作中にはいて、幸せがあるなぁ、と思う。 後全然関係ないけど、俺のTRPGの女性PC、めちゃくちゃ江國香織の描く女性のエッセンスあるなと読んでて感じた。 そっくりそのままじゃないけど、醸し出す雰囲気というか立ち居振る舞いというか、が。 いわゆる恋愛小説の括りに入るんだろうけど、最近熱心に読んでるジャンルとは全然違うんだよな。 全然不思議に思う。 だって、高校の時読んだ『情熱と冷静のあいだ』に、今風でいうと脳が焼かれたからね。



yuno_yyxy@yuno_yyxy2026年5月16日読み終わった穏やかな気持ちになれた小説だった。 あとがきでは、「変な家族の話を書きました」と記されてて、その通り家族互いに困ったところもあるけれど、愛着のある幸福な家族の話。 いつも家庭環境が複雑でどろどろぐつぐつしたお話ばかり読んでるから、こういう角度から家族を捉えられるんだなって、何だか不思議な気持ちになった。 それは多分、『家族』って集団に対して穿った見方、斜に構えた視線、穏やかでないものという意味づけを自身の中でしてるからなんだろうな。 別に刺激を求めてるからそう認識してるわけではなくて、どうしようもなくそういうものなのだと思っちゃうのよな。 だから、互いへの後ろめたさのない愛情というか、慈しみが濃くある空気感の家族、を想像できないんだよな。 だから、とても新鮮だった。 それに、『冷静と情熱のあいだ』と『神様のボート』が江國香織作品の中で指折り好きだから、というのもある。 こんな形の関係も描いてるのだと驚いた。 もっと江國香織作品を読みたいなぁ。 これは本作に限らないことだけど、「いかれる(行かれる)」を選ぶとこが、なぜだかとても心地よい。 何でかわからんけど、どれだけ感情の振れ幅が大きかったとしても、こう書かれた文章が現れたら、一息付くような、落ち着く感覚になる。 不思議〜! あと、かれいを食べたくなった。何となく。 煮付けにして食べるか〜





yuno_yyxy@yuno_yyxy2026年5月16日読んでるあー、浮世離れしてる、って表現したかったんや! 不思議な子供たち、と書いてたけど、微妙にしっくりきてなくて。 そう、浮世離れした母親と生真面目な父のもとに生まれ育った4人の子供たち。 ちょっと変だけれど幸福な6人家族。 なんか、ファンタジーだなぁ、と思うのと共に、本当にこういう家庭があってほしいなと憧れもする。


むくみよ@miitan072026年1月27日買ったかつて読んだずいぶん昔に旅のおともに連れていったら、バスの座席ポケットに入れっぱなしにして置いてきちゃった大好きな本。 やっと再購入する気になった。また読むね。
佐々木里菜@kirakirapinking2025年3月6日読みたいかつて読んだ「これを読んでるとりなちゃん/里菜さん/佐々木さんを思い出す」とそれぞれ別の人3人に言われた本。昔読んだけど忘れてしまったのでいままた読みたい。

























































