その日東京駅五時二十五分発 (新潮文庫)

6件の記録
杉野ひこ@suginohiko2026年8月15日読み返した1945年8月15日。東京駅発の東海道線。 既に日本が負けたことを知っている訓練兵の「ぼく」が、どこか取り残されたような肌感で見ていた戦争の姿。淡々とした筆致の"終戦"小説。 短めの話なので毎年読み返しています。 …とはいえ、この日だけこんな風に思いを馳せてそれ以外の日は知らんぷりしてるのもなんか違うよな、とは思うので…。

ゆずりは@setsu03122026年7月22日読み終わった再読した『ゆれる』『永い言い訳』の映画監督、脚本家、小説家でもある西川美和が、伯父の手記をもとに書いた短い小説。 主人公は春に召集されたばかりの19歳の通信兵。所属していた部隊が8月14日に解散した翌日、終戦を誰もがまだ知らない中、五時二十五分発の列車で故郷の広島へ向かう。 『全てに乗り遅れてしまった少年の空疎な戦争体験(あとがきから)』 淡々とした主人公の描写が、あの戦争をリアルに感じさせる。 今年公開予定の新作は、戦争孤児をテーマにしているという。公開が待ち遠しい。




ひつじのおひるね@reina-hitsuji2026年4月25日読み終わったKindleまるで見てきたみたいにリアルな描写だなと思ったら、著者の伯父さまの手記から着想した小説でした。こういう風景だったんだな…切ない。





