感染症と文明

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しがない@ooe2026年6月28日読み終わったおもろかった。読みやすい。1時間ほどで読めた。 前提として『銃・病原菌・鉄』を読んでいるなら、そのコラム程度でこの本を楽しむことができる。 内容としては「どのような感染症が歴史上の人類を襲い、また文明に影響を与えてきたのか」が描かれている。 個人的には『ペスト以降のヨーロッパ(66頁)』が新しい知見だった。ペストで大量死が起きたことで労働者に対する賃金が増える。賃金が増えることで購買力も上昇する。経済的な余裕ができることにより、内面的な思索は深まり、社会の思想の枠組みを変える原動力になる。また新しい価値観の創造へと繋がり、そうした条件が整う中で、やがてヨーロッパはイタリアを中心にルネサンスを迎え、文化的復興を遂げる。 なるほどな、と。ペストにより文化は停滞していたわけではなく、ペストによって価値観や文化も変貌していったと考えることができる。 それはつい数年前起こったコロナ感染症に対しても言えることだ。コロナが我々の文化に与えた影響をもっと真摯に考える必要があるのではないか、と。
積読本を減らしたい@tsundoku-herasu2026年6月16日かつて読んだ共生への道 『病原体の根絶は、もしかすると、行きすぎた「適応」といえなくはないだろうか。感染症の根絶は、過去に、感染症に抵抗性を与えた遺伝子を、淘汰に対し中立化する。長期的に見れば、人類に与える影響は無視できないものになる可能性がある』 2011年7月17日毎日新聞 2011年7月24日朝日新聞 2011年8月14日東京新聞 2020年4月4日朝日新聞 2020年4月26日産経新聞 2020年8月8日朝日新聞 書評欄掲載
茅嶋@_Kayashima_1900年1月1日かつて読んだだいぶ前によんだ --------------------------------------------- 過去に起きた感染症の流行(ヨーロッパでのペスト、熱帯地域のマラリア、麻疹、天然痘など)と当時の社会背景・病原体の特性(感染性や毒性)を照らし合わせて、 ・なぜこの時代/場所で爆発的に流行したか?多くの死者を出したか? ・逆になぜこの時代/場所ではあまり流行しなかったのか? を考える 最終的に病原体を根絶することを目的とはしておらず(それどころか「病原体の根絶は中長期的に見た時(進化・適応の観点から)必ずしも人類にとって有益かどうかわからない」という論調)、 病原体と「共生」していく道を探っていくことを目標としている。
