ギリシア人の物語1
8件の記録
いちじん@ichijin2025年11月10日読み終わった快進撃というか快防衛というか、ペルシア戦争はやっぱ古代ギリシャ最熱のイベントだった! なのに読了後、モヤモヤ考えてしまうのは、頭も性格もよくて戦場でも強かった、あの彼について。 めちゃめちゃ有能で…全ては共同体のためにした善意からの行動のはずなのに…“正義の人”のはずなのに…罪深いアリステイデス。民主制のいいところと至らないところを一人で体現してるような、そんな印象だ。 その点、テミストクレスとスパルタのパウサニアスは対照的だけど、どちらの戦後もヒーローらしく華やかで気持ちが良い。いや、パウサニアスの死に様は悲惨としか言いようがないけど…。 この後、ペリクレス、アレクサンドロスと天才が続くのが今から楽しみで仕方がない!
いちじん@ichijin2025年11月8日読んでる戻ったり進んだりしながら読んで、今388ページ。やっとスパルタも集合場所に到着して、いよいよプラタイアの戦いが始まる! でもギリシア連合軍に兵3000人で参加したシクロンってどこだろう?ネットで調べてもシクロんって名前のポリスが見つけられない。
いちじん@ichijin2025年10月28日読み始めた勃興から没落までの期間が短く、コンパクトな中に神話も戦争も民主制も哲学もドラマもギュッと詰め込まれていて、どこを切っても美味しい、古代ギリシャ。 絶対面白いに決まっていて、だから読むのがもったいなくて、周りをうろうろ回っていた塩野七生さんの『ギリシア人の物語』を読む。


