池田真吾
@shingo_ikeda
- 2025年11月15日
新しい世界の資源地図―エネルギー・気候変動・国家の衝突ダニエル・ヤーギン,黒輪篤嗣読み終わった「紛争の元になるだけなので、宗教などない方がいい」と主張していた知人がいた。宗教をあまり意識していない日本人らしい発想だなと思った。そんな彼でも「紛争の元になるだけなので、資源などない方がいい」とは言わないだろう。生きるために必要不可欠だからこそ、それをめぐって争い合うのだ。 - 2025年11月9日
幸せになる勇気古賀史健,岸見一郎読み終わった本作のテーマは、「自立」と「愛」だった。人は他人からそ依存から脱却して「自立」しなければ幸せになれないが、「自立」するためには誰かを「愛」しその人と一緒に「幸せになる勇気」がなければならない。 最近、キャラクターやAIと結婚する人がいるというオンライン記事を目にするが、そういう人は主体的な愛を持っていると言えるのだろうか。相手から何も求めないという観点では、主体的な愛と言えるのかもしれない。しかし、単に傷つくことを恐れているだけのようにも思える。 - 2025年10月29日
- 2025年10月28日
嫌われる勇気古賀史健,岸見一郎読み終わった10年ぶり読んだが、普遍的かつ現代的な示唆に富む良著だと思った。特に「承認欲求に振り回されずに、自分らしく生きよ。」という教えは、SNS時代の今だからこそ、余計に響く言葉だと思った。 - 2025年10月21日
ロビンソン・クルーソーダニエル・デフォー,鈴木恵読み終わった300年前に書かれたものとは思えない臨場感あふれる作品だった。特に印象的だったのは、困難に直面して主人公が信仰に目覚めることだった。確かに、明日がどうなるかわからない暮らしの中では神に頼りたくなる気持ちはよくわかる。翻って、いまの日本の考えてみてどうだろう。無人島の暮らしのような不確定要素のない安定した暮らしの中で、もう信仰の入りいる余地はないのだろうか。何が現代日本人の心を支えているのだろうか。考えさせられる1冊だった。 - 2025年9月27日
図説秘話でよむ太平洋戦争 2 ガダルカナルの死闘から玉砕・特太平洋戦争研究会,森山康平読み終わった負けるとわかっていても最後まで戦い抜いた兵士たちに賛辞を送りたい。難しい局面で終戦を決断した人たちにも賛辞を送りたい。 - 2025年9月27日
美術の物語エルンスト・H・ゴンブリッチ,大西広,天野衛,奥野皐,宮腰直人,林道郎,桐山宣雄,田中正之,長谷川宏,長谷川摂子読み終わった「美術館に行って何が楽しいの?」とかつて聞かれたことがある。確かに何も知らずに絵を見に行っても、楽しさは感じられないかもしれない。必要なものは、知識と実践だ。この大著を読むのはちょっとした労力がいるが、その先にはその先にはより楽しい美術体験が待っているだろう。 - 2025年9月13日
図説秘話でよむ太平洋戦争 2 ガダルカナルの死闘から玉砕・特太平洋戦争研究会,森山康平読み始めた - 2025年9月13日
図説秘話でよむ太平洋戦争 真珠湾奇襲からミッドウェー海戦へ篇太平洋戦争研究会,森山康平読み終わった何度か読んだ本だったが、改めて太平洋戦争を振り返る契機となった。 ①なぜアメリカは日本が中国に利権を拡大するのをあんなにも嫌がったのだろう。そして、狙い通り日本に戦争をさせ勝ったのに、その後は利権を獲得しなかったのはなぜだろう。 ②日本人は調子に乗りやすい国民性ではないだろうか。真珠湾攻撃がたまたまうまく行っただけで、アメリカに勝てると驕慢する。サッカーなどのスポーツでも、たまたま強国に勝っただけで世界レベルになったかのように勘違いする。本質的には先の戦争から何も反省していないように思える。 - 2025年8月24日
ギリシア人の物語4塩野七生「肉体と同じように、頭脳も使わなければ衰える。」スパルタはリュクルゴス制をアテネはペリクレス政治を信頼し切るあまり、自らの頭で考える努力を放棄してしまった。翻って、今の日本はどうだろう。全てを政治家のせいにして、自らが国を担うという気概を失っていないだろうか。現代社会を考える上でも大いなる示唆を与えてくれる名著。 - 2025年8月24日
ギリシア人の物語3塩野七生かつて読んだ - 2025年8月24日
ギリシア人の物語2塩野七生かつて読んだ - 2025年8月24日
ギリシア人の物語1塩野七生かつて読んだ - 2025年8月24日
図説秘話でよむ太平洋戦争 真珠湾奇襲からミッドウェー海戦へ篇太平洋戦争研究会,森山康平読み始めた - 2025年8月23日
兵士たちの戦後史吉田裕読み終わった元兵士だけではなく、戦争を経験していない人も含め、日本人が戦争をどのように捉えてきたのかを記録した「もう一つの戦後史」。私自身も戦争をどう捉えるべきか改めて考え直すきっかけになりそうだ。日本が戦争をしない限り「戦後史」は続いていくし、今後も「戦後史」が続いていくことを祈るばかりだ。 - 2025年8月9日
テクノロジーの世界経済史 ビル・ゲイツのパラドックスカール・B・フレイ,大野一,村井章子かつて読んだテクノロジーの進歩とそれがもたらす社会的変化について考察した大著。今後来たりうるAI社会について考える上でも大きなヒントとなる。 - 2025年8月9日
- 2025年8月9日
21世紀の啓蒙 下スティーブン・ピンカー,坂田雪子,橘明美かつて読んだ一般的に悲観的に捉えられすぎている世界観を前向きに修正(啓蒙)してくれる1冊。世の中を悲観的に考えすぎるのも偏見だなと考えを改めさせられた。 - 2025年8月9日
21世紀の啓蒙 上スティーブン・ピンカー,坂田雪子,橘明美かつて読んだ - 2025年8月9日
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