雪国

9件の記録
- さや@saya_shoten2025年3月6日読み終わった借りてきた読書会の課題本で、2025年1月に読んだ。タイトルだけは知ってる有名な作品。 読み始めて思ったのは「私は想定される読者層ではなさそう」だった。主人公の男性は、汗水垂らして働かなくても良い程度の財産のある家に生まれて、文章を書いて、発表する先があって(文章を書く苦労もあるっちゃあるけど贅沢な悩み)妻子がいて、妻子をほっぽってスキー場のある温泉地にふらっと遊びに行けちゃう感じ。 遠い…めっちゃ私から遠い人物像…親近感は全く沸かない分、当時はこういう人もいたんだろうなー、と当時の気分に切り替えて頑張って浸ってみる所からスタートだった。
- 彼らは読みつづけた@findareading2021年10月2日かつて読んだ*読書で見つけた「読書(する人)」* 《日記の話よりもなお島村が意外の感に打たれたのは、彼女は十五六のころから、読んだ小説を一々書き留めておき、そのための雑記帳がもう十冊にもなったということであった。》 — 川端康成著『雪国』(1992年4月第46刷、岩波文庫)