魔女たちのアフタヌーンティー (角川文庫)

10件の記録
- さゆこ@si_sayu2025年5月17日読み終わった面白かった! アフタヌーンティーの描写が美味しそうで良かった あの腹が立つ上司が最後にどうにかなってくれたら嬉しかったけど、それはなろう系小説を読んでるからそう思ってしまうのかも…笑
- あおい@booklover_aoi2025年4月19日読み終わったKindle Unlimited@ 自宅2025.4.19読了。 最近お茶に興味があったのと、子どもの頃からお茶会に多大な憧れがあったので読んでみた本。 私は一人称で書かれたものは主人公に共感したり、思考と行動を理解したりできるものが好きなことがあって、 登場人物の描写をもう少し深く描いてもらえたら、もっと作品の世界に入り込めたかなという印象でした。 作者がお茶やその文化について造詣が深いのは好印象。知識がある方が書くと物語の奥行きが出ると思うし、単純に知識欲が満たされるのが楽しかったです。 緑茶が日本や中国に多いのは、チャノキがアジアに生育していたからなのかな、と思ったり。 輸送の問題で発酵した紅茶じゃないとヨーロッパまで運べなかったのか、緑茶より紅茶の風味が単純に好まれただけなのか、理由が色々ありそうだなと思いました。 フレーバーティーの起源も、以前お茶に詳しい方から「昔、中国で緑茶を輸送する際にどうしても風味が落ちるから、花の香りをつけてごまかした」ことが発祥らしいと聞いたことがあるし、品質が輸送に耐えうるのかは結構重要な問題だったのかなーと。 陸路と海路で運ぶのだから、どうしたって遠方になればなるほど当初の風味からは変わってしまうだろうし、温度や湿度を保つのも今よりずっと大変なことだったのだろうと思うから、ヨーロッパなどで流通していた紅茶の品質はかなりばらつきがあったのかなーと想像したりしました。 ティーポットにお湯を注いでから茶葉を淹れていて、そういう淹れ方もあるのだろうか、とふと気になったけれど、ネットでは検索しても出てこなくて少し消化不良…。