アナキズムの歴史

12件の記録
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年5月6日読み終わった人名事典が100ページくらいあって、それはいったん見なかったことにする。白水社刊行の『アナキズム』に向けた助走はバッチリでござる。
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年5月6日読んでるまだ読んでるp.218から言及されているハンス・ヴィトマー『ボロボロ』が気になる。たぶん邦訳されてない。要約すると、そのシステムのなかでいかに抵抗しようがシステムの持つ欲求に吸収されてしまうから、新しいシステムを作らねばならない、という感じか。
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年5月5日読んでるまだ読んでる連休(休日)だからお客さんが増えるというのは強者のものの見方であって、休日だからこそ休まざるを得ない者もいるのだということにいまさらながら気がついたけど、いまさらだろうと気がついてよかった。 アナキストは社会から疎外されたり抑圧されたりする人々のために働くのではない。彼らとともに働くのだ。(p.182)
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年5月4日読んでる「アナキストはこれとは対照的に、大衆を大多数であると同時にもっとも不利な立場に置かれた人々として見ている」(p.154)というのは、少し文脈は違うかもしれないが、大事な視点だと思う。左派的なポジションにいる者はよくノンポリという大多数の大衆を敵とみなす、あるいはノンポリとみなした側から敵と思われてしまうような態度でかれらに接することが多く、結果として仲間にすべき大衆を遠ざけてしまうことになる。
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年5月2日再開しようそうしようというウキウキによって記憶の底から引っ張りだされたこいつを読み直そう......途中まで読んであるしドッグイヤーもたくさんあるけど、なんも覚えてない。しかしなんも覚えてないということは、また読めるということ。すてき。今日はやるべきことがない気がするからずっと読んじゃおうかな。やめろ!!思い出させないでくれ!!うわああああ
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年5月2日読んでるアナキズムにおける「行為によるプロパガンダ」の目的は「案内や提案に満ちてはいるものの、「啓発された人々」と「啓発されていない人々」とのあいだの溝を埋めることを目的として」(p.105)いるわけだけど、ここで気をつけなきゃいけないのは、この「啓発された」と「されていない」を優劣としてみなし、上から目線で行動することのないようにする、ということだと思う。えてして「リベラル」はそうしがちだから、気をつける必要がある。 しかし大雨すぎる。今日は来客0で終えそうです٩( ᐛ )و
- 本屋lighthouse@books-lighthouse2025年5月2日読んでるクロポトキンの概念によれば、無支配状態(ルビ:アナーキー)とは、現状に疑問を投げかけつつ、新たな形の考えや表現やコミュニケーションを試し、そこで既存のヒエラルキーの土台を掘り崩していくというものだった。それは行動のあらゆる範囲に、そして社会的政治的領域のみならず文化的領域にも存在する。かくしてアナーキーは経済界だけでなく、芸術界、文学界、科学界の個々のあるいは集団の行動をも取り込んでいく。そしてけっしてそれ一つにはとどまらない。(p58) アナキズムの本質のひとつは「現状のシステムによって生じている理不尽とその理不尽を作り維持している権力に対する抵抗」だと個人的には捉えているけども、多くの人は単に「ルールを守らないヤバい奴ら」という認識になってしまっているし、横暴な権力はそのような認識を植えつけるためにあらゆる手段を講じている。アナキズムに対して意図的に作られた誤解を解くにはどうすればいいのか。