たとえ祈りが届かなくても君に伝えたいことがあるんだ
9件の記録
- 海が見える部屋@love_daza2026年10月2日読み終わった借りてきた終わってしまった。物語なんだから勝手に安心してた。終わってしまった。あとがきを読んでより実感した。続きないんだ。続かないんだ。あえて見せないんだ、死んだ理由。その断片すら分からない。タイムリーなことに、この本を読んでいた朝、電車が遅延して数人が遅れて学校に来てた。人身事故だった。作中のように強い言葉ではないけど、みんな無感動で無関心なのが、悲しくなった。でもこう思うのはこの作品を読んだからで、読んでなければ、一限目受けなくて「いいなぁ」くらいに思ってたかもしれない。いつも、汐見夏衛さんが描く平凡な女の子に感情移入するけど、今回は特にそれが強くて、読了後心の中がぐちゃぐちゃだし、でも苦いガムみたいな、少しスッキリした味もあって。想像した展開とは全く違って、王道ではないけど、それがうまく作用して、ファンタジックなのに現実味があって、苦しい。



かもめ通信@kamome2026年6月22日読み終わった#角川文庫夏フェア2026 通学途中で電車が止まってしまったのは人身事故のせいだった。電車に飛び込んだのは高校2年の同級生。時間を巻きもどせたなら、鈴白くんが死んだなんていうわけのわからない現実もリセットされるのに。なずながそう思ったことは確かだったが、まさか翌朝目覚めたら時が一ヶ月前に戻っているとは思わなかった。今度こそ彼を死なせない!そう決意するなずなだったが…。長いタイトルで高校生が主人公のループものとくれば、気軽に読めるYA向けのライトノベルだと思うだろう。だがこれシリアスでなかなか深くて甘くなく、読みでのある物語だった。


