エヴリシング・フロウズ
15件の記録
おじむし@ojimushi2026年6月23日読み終わった周りの生徒の才能や悪意に揺さぶられたり情けなさを自覚したりしながらも善良な中高生をユーモラスに描くのほんと上手い。 虐待から逃れる子どものモチーフは『水車小屋のネネ』やデビュー作『君はそいつらより永遠に若い』を想起させた。 自活できない年ごろの子ども達の抵抗に勇気や連帯が見えるけど、本来子供にこんなシチュエーションを経験させてはいけない。 津村さんの描き方にも大人の悪意への嫌悪感(ここは絶対にユーモラスには描かない)を感じて、書き手を信頼しながら読める。
orange.m@orange102026年2月8日読み終わった@ 自宅津村さんの新刊で、夏葉社の島田さんが挙げていた1冊。ちびちび読み進め、ようやく読了。 中3のヒロシが、友達や周りの大人たちとの関係について考えたり、進路に悩んだり、自分の好きな絵画や音楽に感銘を受けたり。登場する中学生たちが愛おしくなる。 ヒロシの(いくつかの事件に巻き込まれるけれど)平凡な日々での小さなきらめき、人の良心や身勝手さがさりげなく描かれていて、とても良かった。 新刊で津村さんが語っていた「優しさと親切」の問題が随所に顔を出していた。


ゆらゆら@yuurayurari2025年6月26日読み終わった大阪旅行予習(?)で、大正区を舞台にしたこの小説を読んだ。中学生の無力さと、でも瞬間瞬間のなかに存在する友達や同級生との関係のかけがえのなさとにグッと来て涙も。津村さんの書くものは、弱い存在の側に立とうとする優しさと強さがあって大好きだ。 (23.1.21読了)










