自分に気づく心理学

自分に気づく心理学
自分に気づく心理学
加藤諦三
PHP研究所
2000年5月3日
15件の記録
  • 鵜ノ人
    鵜ノ人
    @dokusyoreading
    2025年12月3日
    人が自身の行動や感情に抱える「乾き」や「満たされなさ」がどこから来るのかを静かに照らし出してくれる。 特に、「事実は人によって重みが違う」「相手にとってどうでもいい言葉でも、自分には深く刺さる」という指摘は、誰しも心のどこかに思い当たるものがある。私たちはつい、他人と同じ感覚で世界を共有していると思い込むが、実際には、一つの出来事に対する“重さ”は人ごとに異なる。それに気づくと、他者との距離感や自分自身の反応が、少し優しく見つめられるようになる。 「不満を抱えながら、周囲に気に入られることを優先してしまう」というくだりは、人が陥りやすい行動のパターンを見事に言い当てている。自分の願望を後回しにして、他者に合わせる。だが周囲が本当に望んでいるのは、その人が“自分らしくあること”なのだという指摘は、深い気づきを与える。結局のところ、自分を抑えて他者に合わせているとき、人は「相手のため」と思っているはずなのに、実際には自分も相手も苦しめてしまうのだろう。 さらに印象的なのは、「他者からの承認を求め続ける人が、その渇きを自覚した瞬間」について触れられている部分。愛されなかった子どもが、大人になっても無意識のうちに愛を追い求めてしまう、という構造は切なくも真実味がある。それは理屈の問題ではなく、生きてきた過程で身に染みこんでしまった心の反応であり、だからこそ“渇きに気づく”ことは大きな転機になるのだと思う。そして、その渇きに気づいた人が最初にすべきこととして提示されるのが、「自分を大切に扱う」という、ごく静かで、しかし根本的な態度である点が美しい。 自分が自分の“優しい母親”のようになること。 自分が自分の理解者であり、保護者であること。 外の世界に愛を求め続けて疲弊してきた人にとって、このメッセージは救いのように響く。 「批判的な親に苦しめられた人は、成長しても自分自身に対して批判的になりやすい」という指摘は、痛いほど真実であり、同時に癒しのヒントにもなっている。自分が自分の“新しい親”になり直すことで、過去の傷をやわらかく書き換えることができる。そんな希望が込められているからだ。 全体として、「人が自分を取り戻していくプロセス」をとても丁寧に示してくれる。自分を蔑ろにしてきた理由を責めるのではなく、理解し、受けとめ、優しさで満たしていこうと促してくれる。読むと、自分の内側にある小さな子どもをそっと抱きしめたくなるような、静かな共感と温もりが残る。
  • 書籍
    書籍
    @read
    2025年10月20日
  • よる
    よる
    @yoru_0
    2025年9月30日
  • 🌾
    @rds_rds_rlly___
    2025年9月15日
  • 爽
    @sota_a
    2025年5月1日
    冬〜春にかけて読了。 冒頭から最終章手前まで、7割くらいは「この歌詞私のことだ…」が続く。解決策は最終章にあるので辿り着くまでかなり長く感じる。 でもそこまで読む価値はあるし20年以上経っていても本質的に大切なことは変わらないんだなあという印象。 解決パートまでが人によってはかなり苦痛を伴うと思うので、元気がなくなってもいい時に読む本という感じ。何もかもフラットな気持ちの時におすすめ。
  • 眠
    @minemui_nemui
    2025年3月18日
    自分のことについて考えたかったけど、読みながら知人のことが頭から離れず知人のことばかり考えてしまった。
  • ゆゆゆ
    @ynd036
    2025年3月14日
  • ayapon
    ayapon
    @ponde_733
    2025年3月7日
  • 救済
    救済
    @Kyusai_Yochi
    2025年3月7日
  • 爽
    @sota_a
    2025年3月6日
  • nami
    nami
    @onurmk82
    2025年3月6日
  • un
    un
    @oct_3rd
    2025年2月13日
  • 耳
    @3mi
    1900年1月1日
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