過去は死なない

5件の記録
くりこ@kurikomone2025年12月26日読みたいNHKの「宗教と政治」の番組で紹介されてた。 排外主義に流れてしまう人とそうでない人の違いは何かの、考察を深めたい ーー 今生きているわたしたちをすっぽり包んでいる構造、制度、概念の網は、過去における想像力、勇気、寛容、貪欲、残虐行為によってかたちづくられた、歴史の産物である。こうした構造や概念がどのようにしてできあがったのかはほとんど意識されない。しかし、わたしたちの生は過去の暴力行為の上に築かれた抑圧的な制度によって今もかたちづくられ、それを変えるためにわたしたちが行動を起こさないかぎり、将来もかたちづくられつづける。









読書猫@bookcat2025年8月15日読み終わった(本文抜粋) “わたしたちの思いえがく歴史は、たくさんの源泉からの寄せ集めである。その源泉は、歴史文書の叙述だけではない。親から聞かされたこと、写真、歴史小説、ニュース映像、漫画、そして(このところ伸長著しい)インターネットなどの電子メディア。そうした無数の断片が入った万華鏡をくるくるまわしながら、わたしたちは自分の生きているこの世界の起源と本質とを説明してくれる理解パターンをつくっては、またつくりなおす。” “記憶に強く残る歴史的写真の多くに共通することだが、このふたつの映像はきわめて個人的であり、私的である。焦点は特定の、しかしこの瞬間においては無名の、人の顔にあてられている。見る者のなかに、これはどんな人なのか、何を感じていたのか、と想像したい気持ちを呼びおこす。“ ”「……私は、自分の作品を読み返すのは身の毛がよだつほど嫌だった。「なんて自分は下手なんだ!」と落ち込み、辛くてたまらないから、自分の作品を発表した掲載誌はすぐ押し入れのなかに隠した。『はだしのゲン』の構想はつぎつぎと頭のなかを駆け巡っていたが、私は娯楽作品を描きながら気分転換をはかり、半年がすぎた」 (『はだしのゲン』を描いた中沢啓治)“ ”過去を眺めるのに”現在”よりもっと見晴らしのいい地点があると思ったり、過去の出来事に関与した人たちの心や肉体にわたしたち自身を投影できるようなつもりになったりするのは、ばかげた幻想にすぎない。わたしたちにできるのは、現在自分のいる位置について、そして、過去についてのわたしたちの見方が未来のビジョンとどう関係するのかについて、正直であろうと努めることだけだ。“

