木曜日の子ども
7件の記録
RB@mofumofu_rb2026年6月15日読み終わった重松清の著書をよく読むわけではないが、父と息子の絶妙な関係性を書いているイメージがあり、今回は再婚相手の息子との距離を縮められずにいる父親が主人公となっている。かつて大量無差別殺人があった地に転入し、犯人である少年と息子が似ているという不穏な展開からはじまる。 死刑囚が獄中結婚するように、一定数大量殺人を犯すものには妄信的な信者ができるもので、それが多感な年頃の連れ子となると向き合い方も難しいのだろうなと思った。

慎@sin_gt912026年1月10日読み終わった終わりが終わってようやく始まった。 いじめや少年犯罪に関わる子ども、そしてそれらに巻き込まれる大人というのはいつどこで歪んでしまいいつどこでその歪みに気付くことができるのか。 この物語はほんの一例であり、現実に起こりニュースで見るような様々な問題にも単純な目線だけでは理解し得ないいくつもの歪みが潜んでいるのだろう。 むしろこの世にどこも歪んでいない人間はいないのかもしれない。 重松清の暗い話における、街全体が醸し出す圧迫感や緊張感は苦しい。

