人生の塩――豊かに味わい深く生きるために

3件の記録
- yumaharada@yumaharada2025年3月20日読み終わった今年一番散文詩のような言葉のリズム、息をするように溢れ出るリリック。その日あったことなのか、30年前のことなのか、哀しいこと美味しいこと嬉しいこと、なんでもなさそうでなにかある日々の美しさを知り、生きることは、思い出を抱きかかえることだと教えてくれる本。「私」を伝えることが読者の「私性」に気づかせ、他者に気づく。そして、フィールドワークって地続きだよねと思い返してまう。何度も読み返したいし、自分も書いてみたくなる。