日の名残り ノーベル賞記念版

日の名残り ノーベル賞記念版
日の名残り ノーベル賞記念版
カズオ・イシグロ
土屋政雄
早川書房
2018年4月18日
10件の記録
  • K-5
    K-5
    @kokoro4
    2026年1月11日
    “人生、楽しまなくっちゃ。夕方が一日でいちばんいい時間なんだ。脚を伸ばして、のんびりするのさ。夕方がいちばんいい。” 長く執事として勤めているスティーブンスが、まとまった休暇をもらい昔の同僚に会いにドライブ旅をして、その道中でこれまでのことを振り返る物語。 タイトルへの収束が美しい。読みやすく景色が見える丁寧な描写、主人公視点だからこそ少しずつわかってくるスティーブンスの人となり。 読み進めるごとに主人公への見方が変わっていくのが面白かった。通常主人公を軸に物語が進むものだが、カズオイシグロは主人公像がブレるのが印象的な作家だと思う。 自他ともに認める完璧な執事スティーブンス、しかしだんだんと、品格ある執事を目指すあまりデリカシーがなかったり、機微に疎かったりと、執事としては優秀ながら人間として完璧ではない部分が多分にあることが分かってくる。しかし彼が真面目でプライドをもって職務にあたっていたこともまた、とてもよくわかる。 だからこそ。 自分の人生をかけた仕事が迎えた斜陽。 自分は正しかったと繰り返すこと、正しかったのかと繰り返すこと。間違いなく精一杯やってきたのに、それは疑いようもないのに、彼自身では気づけない、気づこうとしない、今更遅く、どうにもならないたくさんのこと。 人生を捧げた職務に胸を張って名乗れない鬱屈。 ミス・ケントンとあり得たかもしれない未来。 ダーリントン卿に出来たかもしれない手助け。 日の名残りのように、沈みゆくかがやく日の美しさと寂しさが胸に残る物語。
    日の名残り ノーベル賞記念版
  • hogepiyo
    hogepiyo
    @hogepiyofuga
    2026年1月10日
  • K-5
    K-5
    @kokoro4
    2026年1月6日
    1/5〜 オススメされたので読む 1/6 まだ序盤。面白い。見たことのないイギリスの風景が浮かんでくるよう。何も起こらないのに読み進められる。文章が上手い。 執事という見つめる立場の主人公が屋敷を出かけ、あれこれ考えながら一日一日時間が過ぎていく物語展開。 丁寧な語り口がとても良い。 さらさらよりゆったり味わいたい本だ。
  • ハルさん
    @haruto-
    2025年12月30日
  • 緑の杜
    緑の杜
    @araki_0527
    2025年10月7日
  • monami
    monami
    @kiroku_library
    2025年7月31日
    木陰の下でじっくりと読み終えた。 旅とその道中で人生を振り返る回想。 執事として生き、執事として死ぬ、スティーブンスの人生。 なんだか胸がいっぱいになった。 私も、自分を見つめる旅に出たいな。でもとりあえず、今目の前の私にできることを頑張ろう。
    日の名残り ノーベル賞記念版
  • monami
    monami
    @kiroku_library
    2025年7月24日
    丁寧な話し言葉の勉強になるし、なにより人生の大きなヒントをいただいている……
  • monami
    monami
    @kiroku_library
    2025年7月23日
    まだ本屋さんにあった…… ありがとう、ありがとう
  • chroju
    chroju
    @chroju
    2024年10月25日
    昨晩読了。スティーブンスがいじらしいというか可愛らしいというか。
  • chroju
    chroju
    @chroju
    2024年10月12日
    旅行中、大垣書店京都本店にて購入。昨年、これもまた旅行中にcafe moyauで冒頭だけ読んでいた。旅行中に読みかけた本を、別の旅行のときに改めて買う。
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