山魔の如き嗤うもの
7件の記録
- 味噌田楽@miso___dengaku2026年8月6日読み終わった感想あらすじ:忌み山「乎山」を侵し一家消失などの怪奇現象に襲われた男の手記。自分に宛てられたその手記を読んだ怪奇作家 刀城言耶は舞台となった集落を訪れた。そして始まる土着信仰の童歌になぞらえた見立て殺人。災厄の正体は忌み山の祟りか人間の悪意か。 過去作に比べるとJホラーよりも横溝のような怪奇探偵小説の要素が強い 人体消失 遺体損壊 密室 入れ替わり 見立て殺人と謎が詰め込まれた事件がシリーズ屈指の華麗なロジックと多重解決的な流れで解き明かされていくのが気持ちいい ホラー描写が少ないからこそのゾッとするオチがたまらない おすすめ

DN/HP@DN_HP2026年1月20日「ミステリとホラーの融合」における探偵役として理想的なスタンス。 「怪異譚を蒐集する場合、彼はお話として怪談を楽しむだけで、決して野暮な解釈を試みたりはしない。それが莫迦げた不粋な行為だと分かっているからだ。しかし、その地方特有の怪異な伝承が、実際の殺人事件などに関わってきた場合は別である。怪異譚が伝える本当の意味や裏に隠された真実を突き止めようと、彼も必死になる。事件を祟りや呪いの所為にし、受け入れるしかないと考える人がいれば、そうではないと説得をする。いや、それを証明するために、何より事件を合理的に解決しようとする。ただし徹底的に調査、推理、検証をした結果、どうしても拭えない怪異が残った場合は、その事実を認めるべきだと彼は考えているらしい。」




