下町ロケット

下町ロケット
下町ロケット
池井戸潤
小学館
2010年11月1日
4件の記録
  • 仕事に関する小説で、とても骨太! 途中でなんとなくの大筋は見えるという水戸黄門的な印象はあるけれど、それをもってしても面白い。 殿村さんの啖呵は確かに痺れた。そして男泣きにも。離れていった若手社員から、最後に光を魅せられるのも秀逸。誰もおいてかないんだな。 先日読んでいた「わたし、定時で帰ります」は女性目線で、これに比べるとなんだか甘さが見え隠れてしてしまう。私のなかにもバイアスがあるなぁ。 池井戸潤作品はまだまだたくさん読みたい。 そりゃあ日曜劇場になるわ、という納得感で溢れてる。
  • 橘海月
    橘海月
    @amaretto319
    2022年11月9日
    予想していた夢溢れるストーリーより、ずっとシビアな企業物語だった。半沢直樹シリーズでもお馴染みの銀行の倫理も登場し、前半からのじわじわと首を絞められるような息苦しさも著者らしい。それでもどこかカラッとした明るさがあるのも著者ならでは。面白かった。 私にとっての見せ場は、主人公率いる佃製作所が、帝国重工にバルブシステムを部品供給するため、テストに応じる一連だった。あくまで佃の夢でしかなかったロケットエンジン部品が、大企業の冷徹な対応に反発する中で、疑念を持っていた社員さえもいつの間にか熱くなってゆく。
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