汽笛、聞こえる

5件の記録
- W7Ed@4nTeG00N2026年9月26日買った読み終わった映画、いや、朝ドラにしてくれ。 日本で初めて保育所を設立した夫婦の物語。保育所の本質だけでなく、人との向き合い方、過去との向き合い方、今をどう生きるか、人を愛すること、許すこと…そんな人間の本質が強く優しく描かれる。 「強い人になるよりも、優しい人であろあとすることの方が、ずっと難しい」 「ナカ先生の周りにいる人は、偏屈者にひねくれものだ。だけど〈悪い人じゃない〉」 「本当に優しい人だった」 主人公たちの過去と今が、珠玉の言葉で語られる。そしてそして、主人公ナカの一人称の語りかと思いきやしかけが…色想像する余地があって泣けてくる。たぶん、そういうことなのだよね…直二郎…。 えっと…あと…保育士試験合格のためだけにしか保育の歴史を勉強してなくてすみませんでした…。
ななり@bluebook_mark2026年8月18日読み終わった子どものみならず育児に於ける親の孤独をも扶け保る場所として、日本初の保育施設を開いた赤澤鍾美、ナカ夫妻の理念には読んでいて深い敬意をおぼえたのですが、物語の面から見るとかなり表面的な部分に留まっている印象が強く、なかでも最も過酷であったであろう戦前戦中が地の文数行の語りで済まされているのは、本来あった場所や人の歴史の肉を削ぎ落とすに等しく、胸に迫るはずだった言葉や光景もやはり同時に宿ることなく終わってしまったのはとても残念だった。

