ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1 (ヤングアニマルコミックス)

4件の記録
- 本の虫子@reads12345682026年8月16日読み終わった無料期間だったので最終巻まで読みました。 感想を言うのは難しいです。 戦争を考える上での考えたこと、いつも考えていることは以下です。不快な文章かもしれませんので以下を読む時は注意してください。 個々で色々な物語を持っている私たち。戦争に参加したとき、その私たちの物語が一塊になったかのように思うことがあります。私の幸せな物語を最大限楽しむために私は戦争に巻き込まれたくありません。 でも、世界で見れば、私は今、戦争に巻き込まれているのです。私を作る物々は戦争の近くを通って私の所へきているでしょう。 私はどうすることもできないというふうにして私を守っています。 日本語がこうしてあるのは、私がこうして身の回りの平和や贅沢を享受できているのはたくさんの支配や暴力や犠牲や守られなかった尊厳の為です。特に日本人は沢山の人を殺しましたし、たくさんの支配をしました。私の背後にいつも轟々としてこれの気配を感じます。私の背後にもいつも誰かの目があります。清く生きることはできていませんが、私は、田丸さんのように戦争の中でも身近な人の、その人だけの小さな物語に耳を澄ませられるようにします。今も、私が生きている間中、これを一生懸命やりたいと思います。できない時はあれど、いつでも戻れるようにしていきたいと思うのです。


ふれとー@ft_34762026年8月15日読み終わった終戦記念日に合わせて、8/15-16にかけて外伝を除く全話が無料公開されていたため読んでみた。 ぜひこの感想を目にした皆様にも読んでいただきたい。 絵のタッチはソフトであるにも関わらず、描かれている内容は想像を何倍も超えるほどの凄惨さだった。あまりに怖くて昨日は眠れなくなってしまうほどであったが、なんとか全て読ませていただいた。 大量の人間が、連日あまりに軽々と死んでしまう。今の今まで生きていても、次の瞬間には死んでしまう。筆舌に尽くし難い恐怖だった。 そして、登場人物には、当たり前だがそれぞれに名前があり、人生がある。過酷な戦況の合間に、登場人物それぞれの人となりを深掘りするようなエピソードが描かれたと思った直後、戦闘や飢えによって暴力的に個人の輪郭が剥ぎ取られ、苦しくも「損害」や「戦没者」の一言に集約されてしまう。 個人というものが、世界からまるで尊重されない惨さを思い知った。 戦争体験者も高齢となり、生々しい体験を直接聞くことのできる機会もなくなっていくだろう。 そんな局面の中で、非戦争体験者である我々にできることは、史実と正面から向き合い、希釈せずに後世に伝えていくということなのかもしれない。 そんなことを強く思った。 外伝についても読んでみようと思います。


Miki@ltwosshi2026年8月15日読み終わった電子書籍で読む全話無料終戦記念日に合わせて全話無料になっていたので読ませていただいた、玉砕前提の部隊の話。 上に行けば行くほど個としての輪郭は失われ、頭のおかしいやつばっかりになっていく。最低な国策をとられたばかりに不幸になっていく人たち。(私たちもこのポジションです) 戦争反対。戦争なんかしたくない。 "そう"なった時にはもう引き返せない。言い続けていかないと。勝手に行く先決められてたまるかよ

