悪女について(新潮文庫)

5件の記録
ゆぴ。小説しか勝たん@milkprincess172026年1月19日小説めーちゃくちゃおもしろい!巨万の富を築いた実業家の女性。謎の死後、彼女に関わった27人の男女が彼女について一人ずつ回想していく小説。人によって彼女に対する印象が全然違い、多々矛盾が生じるので翻弄されながら読み進めた。輪郭が掴めそうで掴めないのがもどかしくも、より彼女のミステリアスな部分や、煌びやかな生活とは裏腹なぽっかりとした心の穴が際立つような構成で、読み終わるころにはすっかり魅了されてしまった。




- みずかん@mizzzkan2025年6月17日読み終わった電子書籍インタビュー形式で語られる、大富豪の悪女富小路公子について。公子は嘘を付くし、語り部も嘘を付く、見たいものをそれぞれが自分の視界で切り取って、富小路公子はダイヤモンドのカットのように、多面的にキラキラ光る。昭和の日本の空気が閉じ込められていて、とてもおもしろかった。作者の頭には何人の人間がいるんだろう?



