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みずかん
@mizzzkan
ネタバレしないように感想書くつもりです
  • 2025年10月11日
    竹久夢二写真館・女
    竹久夢二写真館・女
    昨日読了した本をきっかけに夢二のあれこれを見ていて、本人の絵よりモデルの写真のほうが好きかもしれん…と夢二がモデルの女たちを撮った写真集を買いました 写真なのに構図が完璧に夢二の絵だ、すごい 特にお葉さんは昔の人とは思えない写真慣れ(プロの絵画モデルだから…)魅力的な人だなあ
  • 2025年10月9日
    お葉というモデルがいた: 夢二、晴雨、武二が描いた女
    竹久夢二や藤島武二をはじめ、多くの芸術家や学生のモデルを務めた恋多き女お兼についての本。手紙のやり取りや日記などの記録を元にしているが、たまに小説のように憶測になるのでどこまで真実かはわからない…けど、読んでいるとどんどん夢二が嫌いになる…逆に武二の印象は良くなりました。モデルと画家は情念みたいな印象が強いですが、同じ女を描いた2人の絵を見比べて、清潔感がある絵にするのも得難い才能なのだなと思いました。
  • 2025年10月3日
    ベスト珍書 中公新書ラクレ
    やや不謹慎な物言いが目立つところがあるが、よくぞまあこんなに変な本を集めたなという100冊が紹介されています。一般流通していないものも多数。ちょっとサブカル寄りでクスッと笑う感じではないので、もっとゆるい変な本を紹介するタイプのものも読んでみたいかも。
  • 2025年10月1日
    ビブリア古書堂の事件手帖IV 〜扉子たちと継がれる道〜(4)
    失われた貸本屋「鎌倉文庫」の所蔵本を巡って、扉子栞子智恵子の三代を巡る物語。全編通して得体の知れない魔女として描かれる智恵子を射止めたのはどんな男だろう?と思っていたら…若かりし頃の馴れ初めエピソードが!今回の話はかなり好きです
  • 2025年9月27日
    ビブリア古書堂の事件手帖III 〜扉子と虚ろな夢〜(3)
    一つの事件に3冊の本。知り合いの古書店の店主の息子が亡くなり、その蔵書を売ってしまおうとしているのを止めてほしいという元妻からの依頼。ゴジラのパンフレット、樋口一葉、ドグラマグラにまつわる「親子」の話。扉子は母たちほど能力が磨かれていないので、読者にもわからないまま話が進むのが、これまでと少し違う感覚。また智恵子暗躍の気配…
  • 2025年9月26日
    ビブリア古書堂の事件手帖II 〜扉子と空白の時〜(2)
    横溝正史の幻の初期作雪割草と獄門島にまつわる、数年の空白を挟んだ事件。元の横溝作品を読んでいないのですが、それになぞらえた趣向のようです。娘の扉子が高校生に成長して、ますます血筋を感じるように。でも本の話ができるお友達がいて、母や祖母とは違う道を行くのかも…?
  • 2025年9月24日
    ビブリア古書堂の事件手帖 〜扉子と不思議な客人たち〜(1)
    本編の裏側の時間や数年後のエピソードの短編集、娘の扉子が登場。ゲームの雑誌など今までと毛色の違う本も出てきたりして安定のおもしろさ。…しかし栞子さんが既婚子持ちになっても、女性視点の話でも胸のサイズに言及されるのいいかげんしつこいなって気がしてきた…(本編は五浦くんがムッツリなんだと思っていた)
  • 2025年9月18日
    ビブリア古書堂の事件手帖7 〜栞子さんと果てない舞台〜
    稀覯本の大ボス、シェイクスピアのファーストフォリオを巡って、ついに母親と父親の因縁と直接対決!取引額も桁違い、専門外の洋書…今回は競りでのバトル要素がありハラハラ。風呂敷がきれいに畳まれて、読みがいがありました。本編は完結ですが、このあとは番外編があるそうなので、楽しみに続きを読みます。
  • 2025年9月9日
    ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめ
    太宰治を巡る第6巻。1巻で出てきた「アンカットの晩年」が再びキーアイテムに。保釈された田中が「祖父が持っていた晩年は奪おうとしたものとは別の本だ、それを探してほしい」と依頼する。かつての持ち主をたどり、盗まれた稀少本の秘密、そしてそれを取り巻く人間関係の因縁に迫る。シリーズ全体を通しての謎がまとまってきた、次で最終巻とのこと、楽しみです。
  • 2025年8月29日
    ビブリア古書堂の事件手帖5 〜栞子さんと繋がりの時〜
    3話とプロローグエピローグ。今回はミステリというよりはまた人情物路線に戻ってきた、かな?好きなブラックジャックの話があったので、おっ植物人間だなと思ったら、そこからさらに2層も3層も深堀りされていてしかもいい話で恐れ入りました。しかし栞子の母がシャーロックホームズというか、魔女みたいな迫力で迫ってくる。そしてついに告白の返事が!
  • 2025年8月22日
    ビブリア古書堂の事件手帖4 〜栞子さんと二つの顔〜
    特定の1冊ではなく江戸川乱歩をめぐる、1冊丸々の長編。残された謎の金庫を開ける依頼。乱歩好きの人はやはり一筋縄ではいかず、本にまつわる謎を仕掛けていて…。ついに母親と対面。栞子さんと大輔の距離もちょっと縮まった!?
  • 2025年8月20日
    ビブリア古書堂の事件手帖3 〜栞子さんと消えない絆〜
    今回は一話ずつが長くなって、3話収録。栞子さんの母親の掘り下げと、盗まれた本の話など、全体のミステリー要素が強くなってきた。古書の市場のシステム、初版や一般に知られる姿と違う昔の本…今回もおもしろかったです。
  • 2025年8月18日
    ビブリア古書堂の事件手帖2 〜栞子さんと謎めく日常〜
    1巻に引き続き、2巻も古書にまつわるうんちくも知れて楽しかった。今回は主人公の元彼女や、栞子の母親の話が少し明かされる。それら過去が今の人間関係を動かす推進力になる。各話のゲストキャラとまつわる古書のエピソード、それを受けての二人の関係への伏線が丁寧。
  • 2025年8月16日
    ビブリア古書堂の事件手帖 〜栞子さんと奇妙な客人たち〜
    本が読めない主人公は、あるきっかけから入院している古書店店主に雇われ、古書の「物語」と「本」にまつわる謎に巻き込まれることに。 人が殺されないミステリーに求めるものが全部あって、おもしろくて一気に読んでしまいました。事件のサイズ感と自然さ、真相、実在の本との絡め方がすごい。
  • 2025年8月15日
    成瀬は信じた道をいく
    2巻の成瀬は大学生になって1巻よりのびのびしている!成瀬に憧れる小学生、クレーマー主婦、同級生のYouTuber、びわ湖大使に情熱を燃やす同僚、ついに現れた両親…と周りのキャラが濃くなったことでより成瀬が引き立った。あいかわらず楽しそうでなによりでした。
  • 2025年8月14日
    氷菓
    氷菓
    消極的な主人公、折木奉太郎は姉の命令で古典部に入部した。そこで部員にかつて古典部だった叔父の謎を解いてくれと頼まれる。人が死なない日常系ミステリー。 読んだのは角川文庫ですが、元はライトノベルとのことで語り口がライトノベルっぽい。 小市民シリーズよりこっちのほうがもう少し事件にまとまりがあって好きかな?
  • 2025年8月8日
    儚い羊たちの祝宴
    読書サークルバベルの会に所属する、本好きなお嬢様たちによる、幻想小説のような短編集。 最近小市民シリーズを読み「この作者はこんな作風だっけ?」と思い10年ぶりに再読。内容をすっかり忘れていたのでもう一度楽しめました。 一番予想を裏切られたという点で、山荘秘聞が良かった。 当時の夏の文庫キャンペーンで、タクシューの帯がついていたので買ったのでした。
    儚い羊たちの祝宴
  • 2025年8月3日
    春期限定いちごタルト事件
    小鳩くんと小佐内さんは小市民を目指す相棒。目立ちたくないのに、日常のちょっとした謎解きに巻き込まれてしまう。はたして目立たない小市民になることはできるのか。人が死なない日常系ミステリー。
  • 2025年7月29日
    事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング
    事故物件に1ヶ月だけ住み、履歴を「ロンダリング」する、日当5000円の仕事があるー…そんな仕事に流れ着いた人々の話。明るいような危なっかしいような、なんともいえない気分で読み終わった。
  • 2025年7月27日
    お探し物は図書室まで (ポプラ文庫)
    ちょっと人生に迷う人々が、自然と吸い寄せられた地域の図書室、そこには希望の本を見つけ、思いもよらない本をおすすめしてくれる司書がいる。実在の本と架空の人生がうまく混ざり合うオムニバス。小さな地域で大きな事件もおきず、読みやすくおだやかということはイコールつまらないということではないということを教えてくれた。
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