珈琲の哲学

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汐見@siomi2509272026年3月22日読み終わったインドネシア発の短編集。 冒頭に、監訳の人によるインドネシア文学事情や著者に関する簡易的な解説があってありがたかった。 インドネシアの歴史や政治背景を知っていればより深く読めるのかもしれないけど、内容としては愛や友情、心のすれ違いに関する普遍的なものが多い。少し幻想的な雰囲気のある短編集として楽しんだ。 物語要素のある話のうち、表題作『珈琲の哲学』は読みやすい短編。その他いくつかの物語も続きを読ませる面白さと情感がある。 ごく短い数ページのタイトルもあり、こちらは隠喩が多用され詩のような趣。何度か文章を読み直して、じわじわと落とし込んだ。 本棚に置いておきたい一冊。









