読書のちから

4件の記録
- wingfeet@wingfeet2025年8月2日読み終わった少し前に購入し、今回の二回目のコロナ療養中に読了。若松さんの著作を読むと、人生の半分を折り返した自分には、つまらない本を読んでる時間はないなあといつも思います。しかし、ついついエンタメだけの書物にも手を伸ばしてしまう… 引用:20ページより 「 イエスについて知ることではなく、イエスを知ることである。神について語ろうとすることではなく、神を知ることである。そして何かを知るためには、私たちには、その何かの生命に向かって飛び込み、これを受け止めようとする行為が要求される。 (井上洋治『余白の旅 思索のあと』日本キリスト教団出版局) 知の力によって何か「について」知ることは、表層の認識に過ぎない。人は人生を賭して何か「を」真に認識するところまで行かねばならない、というのである。」
- りょう@ryozy2025年4月7日かつて読んだ2年ほど前に読んでいた本。 ある一文がいつまでも頭に残っており、どの本だったかと探していたのをようやく昨日見つけた。 「絶望の中で光を視た者こそ、絶望にある人のもっともよき導き手になる」 たまたま映画「かがみの孤城」を見た日の夜に読んだので、映画のテーマと響き合い、いっそう心にしみた。別の場で触れた作品同士が起こすマジックの直撃。頻繁には起きないけれど、映画や本に触れる楽しみのひとつかもしれない。