

wingfeet
@wingfeet
- 2026年9月17日
- 2026年9月16日
- 2026年9月15日
ザ・ロイヤルファミリー早見和真読み終わったドラマは大好きだったけど、原作未読だったのと、もうじき続編の連載が始まるとのことなので、手に取りました。ドラマをきっかけに競馬を少しやるようになったこともあり、競馬用語につまづくことがなく、分厚さの割にどんどん読める。 ファンの視点ではなく、陣営の視点で競馬を見ると、馬への愛情とか、育成のコストとか、色々な要素が絡んできて興味深い。馬やレースの描写も良い。でも作中では大勝ちしないので、ストレスも溜まる。そう、競馬はそんなに簡単じゃないよね。本文には書かれない、その後のロイヤルファミリーの戦績が壮絶なんだけど…(第一部の末尾にロイヤルホープ、第二部の終わり、つまり作品末尾にロイヤルファミリーの戦績表が載せられています) 気になった点。主人公の栗須栄治、語り口がなんで執事か召使みたいなの… 社長一家への様付けやめてくれーと。この執事気質がこの男の優柔不断を形作ったのか、こんなだから加奈子との仲がなかなか進展しないんだよ。カズオ・イシグロの『日の名残り』かと思ったわ笑 - 2026年9月11日
タワーダンジョン(7)弐瓶勉読み終わった弐瓶ワールド全開! 毎回設定が分からなくなって読み返したり、何が描いてあるのかパッと見では判別できないコマがあったりするけれど、それでもどうにも面白い! キャラやクリーチャーの造形のセンスは唯一無二。 ストーリーもいよいよ大詰めで、最終決戦間近を感じさせる盛り上がり。次巻が待ち遠しい。 - 2026年9月10日
東京都同情塔九段理江読み終わった読書会の課題本📕 うーん、一読しただけでは何とも、なんだけど現代日本社会への批判なんだろうなぁ。AIも今や文章生成どころではなく、実写と違わぬ動画までサクサク作れるようになって、、、 とりあえず、登場人物にも共感できないけれど、敢えてこういう書き方なんだろうなというのは分かるので、もう一度読んで、読書会で何を話すのか考えをまとめようと思う。 - 2026年9月7日
ネイバーフッドデザインHITOTOWA INC.,荒昌史読み終わった結局、現在の日本社会に失われているものは「人と人との繋がり」 筆者は社会を良くしたいという思いを、かなりの熱量で語っている。 サブスクで配信が始まったNHKドラマ「しあわせは食べて寝て待て」は、ネイバーフッドデザイン、コミュニティデザインの考え方がよく分かるので、副教材としておすすめ。 - 2026年9月2日
白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記小野不由美読み終わった怒濤の最終巻。 驍宗との再会からは一気呵成の快進撃を期待してたけど、そうは問屋が卸さないのが小野不由美先生。どんだけマゾなんですか… これまで李斎一行の道行きを助けてくれた協力者の面々が、バタバタと倒れていくのを読むのは辛うございました。 最後はやっぱりそうだよなぁ、泰麒もよく頑張りました。読者は泰麒の成長とこれまでの労苦を生まれる前から知っているわけで、感慨深いですよね。十二国記全体を通しての真の主人公って気がしますね。 伏線が全部回収された訳じゃなくて、阿選の最期はどうだったかとか、琅燦は結局何を考えて行動してたのかとか、今月刊行される短編集で分かることもあるのかもしれないけど、戴国の行末も含め、まだまだ続いて欲しいですね、十二国記。 - 2026年8月31日
白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記小野不由美読み終わったやっとのことで、あれやこれやの事情が分かってきて、物語が大きく動き出した。 『魔性の子』の悲劇がこんな風に回収されるなんて。 ほぼ全ての能力を失っているのに、「あの麒麟はバケモノだ」と言われるほどの泰麒、最終巻の活躍やいかに! - 2026年8月30日
白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記小野不由美読み終わった読者は何を読まされているのか。よくある物語では捜索や探究の過程は端折られて、早々に解決の道が示される。読書はそれでカタルシスを得る。しかし、この巻での探究の過程は、短縮されることなくそのまま提示される。驍宗の行方は杳として知れないし、阿選の思考も相変わらず掴めない。さらには泰麒の考えすらも分からなくなる。読者は李斎や項梁の焦燥や戸惑いを、そのまま追体験させられているのではないか。自分も同様に焦燥感と戸惑いに駆られながら、次巻へ。 - 2026年8月21日
白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記小野不由美読み終わった阿選側の意図が伏せられているし、阿選も結局姿を現さないので、雲を掴むような、霧の中を彷徨うが如き第1巻。ストレス溜まる〜 そんな中で、終盤の泰麒の行動にはびっくり。急展開か、と思いきや、謎は深まるばかり。 とりあえず第2巻へ! - 2026年8月15日
黄昏の岸 暁の天 十二国記小野不由美読み終わったここまできて、やっと『魔性の子』の答え合わせが終わった。十二国側では泰麒不在の間はこんなに大変な動きをしてたのか。李斎は『風の海 迷宮の岸』で登場してきた時から、後々重要な役割があるだろうと思ってたけど、本作では主役級の扱い。泰麒捜索に多国間協力する辺りは熱い展開。陽子、尚隆が出てくるお話はメインラインという感じだけど、十二国記の真の主人公は泰麒なのかも。長い序章を終えて、ここから泰麒の本編が始まる感じかな。最新刊が出る前に読み終えたい。 それにしても陽子が李斎に向けて語る以下の言葉は、宗教リテラシー的にも重要な意味があって、こんな至言に出会えるのも『十二国記』の魅力。 「李斎……私はその問いに答えられない。けれども一つだけ、いま、分かったことがある」 「分かったこと?」 「もしも天があるなら、それは無謬ではない。実在しない天は過ちを犯さないが、もしも実在するなら、必ず過ちを犯すだろう」 李斎は不思議そうに首を傾ける。 「だが、天が実在しないなら、天が人を救うことなどあるはずがない。天に人を救うことができるのであれば、必ず過ちを犯す」 「それは……どういう……」 「人は自らを救うしかない、ということなんだーー李斎」 (本編390ページ) - 2026年8月11日
ネイバーフッドデザインHITOTOWA INC.,荒昌史読み始めた自分の仕事にも一部関係するけど、個人的な興味もあって購入。まだ序盤だけど、自分の思考パターンと凄く相性が良い考え方が提示されていて、ページを捲りながら何度も頷いて読んでいる。 - 2026年8月10日
ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)東野圭吾読み終わった全ての伏線が回収されるわけではなく、そういう意味ではすっきりしない感じもある。ミステリーではなく、ファンタジーなので… 複数の登場人物の物語が、実は全て繋がっていて、複雑に時を超えて絡まり合っている。設計図を引いた東野圭吾さんさやはり天才的だと思うほかない。 - 2026年8月6日
国道16号線柳瀬博一買った - 2026年8月1日
容疑者Xの献身 (文春文庫)東野圭吾読み終わった噂に違わぬ傑作でした。 トリックも驚天動地だけど、やはり人間模様がストーリーに厚みを加えている。本作の前に1作目の『探偵ガリレオ』だけ読んだけど、そこから比べて湯川と草薙が圧倒的にキャラ立ちしていて、石神とのやり取りが、常に緊張感を持って展開されて、一行たりとも疎かにできなかった。1作目だと狂言回しっぽく見える草薙、実はお主、相当切れものではないか… 靖子の言動は批判が多いみたいだけど、逆にリアルに書けていると思う。ここをあまり美化し過ぎると、ミステリーとしてのバランスを崩したかも。この枚数でよく収めたなと思う。 映画も評判良いようなので、観てみたい。 - 2026年7月31日
- 2026年7月28日
- 2026年7月24日
図南の翼 十二国記小野不由美読み終わった『風の海 迷宮の岸』と表裏になっている物語。『風の海〜』ではほぼ描かれなかった黄海を旅する昇山者達の苦難が本作の中心部分。主人公は『風の万里 黎明の空』で供王としてチラリと登場した12歳の少女:朱晶。その時の印象は良くなかったけど、本作では彼女の考え方や行動を追えて印象は一変。取り残された徒歩の従者達(他人の)を助けに行くくだりは心を打つ。 利広は出てきた時から何処かの国の重要人物だろうなと読めていたけれど、終盤に出てきたあの人は、何でここにいるの?ってびっくり。 個人的には不器用で朴訥そうな供麒の記述がもう少し欲しかったなあ。 それにしてもノブレス・オブリージュとまでは言わないけれど、我が国の政治家や富裕層に、せめて朱晶のような考え方ができないものかと。 「君は王になったら、贅沢三昧ができるね。たくさんの下官が君の足許に身体を投げ出して礼拝する」 「ばかみたい。あたし、いままでだってそりゃあ贅沢してきたわよ。立派な家だってあるし、利発で可愛いお嬢さんだって、大切に大切にされてきたんだから」 「なのに荒廃が許せないんだね。ーーなぜ?」 「そんなの、あたしばっかり大丈夫なんじゃ、寝覚めが悪いからに決まってるじゃない」 「そう……」 「国が豊かになって、安全で、みんなが絹の着物を着て、美味しいものをお腹いっぱい食べてたら、あたし着替えたりご飯を食べたりするたびに、嫌な思いをせずに済むのよ。心おきなく贅沢のし放題よ」 (本文373-4ページ) - 2026年7月18日
丕緒の鳥 十二国記小野不由美読み終わったこれまでの王や麒麟の視点からではなく、官吏や庶民の視点からの物語を四作収録した短編集。非常に渋いが、こういう視点の物語があることで、十二国記の世界の厚みがかなり増している。 特に印象に残ったのが『落照の獄』と『青条の蘭』 前者は現代の死刑を巡る論考そのままの問題が展開され、裁判に携わる官吏の苦悩がひしひし伝わって、読者も共に胃が痛くなるような感じが味わえる。 後者は国全体を蝕みつつある樹木の病の解決策を、何とか中央に届けようとする官吏の苦闘の物語。最初は舞台となっている国の名前が巧妙に隠されている。途中で力尽き、動けなくなった主人公から受け継いだバトンを、市井の人たちがささやかな善意だけで協力して届ける過程で、やっと明かされる「ああ、この国の話だったのか」が超胸熱。 - 2026年7月13日
夏帆村上春樹読み終わった村上春樹さんの新刊は、もう儀式のようなもので、必ず読むようにしている。 まず単純に面白かった。 相変わらずの文章の巧さ、言葉の選び方、文と文との繋ぎや組み合わせなど、高度に計算されていて、それでいて作為的ではなく、するすると読めてしまうのは、名人芸というかモーツァルトの音楽のよう。 夏帆とシロアリの女王の会話とか、実際は大した内容を話していないのに、ものすごくスリリングでヒリヒリして読んだ。 女性が主人公で、母親との対決・葛藤がテーマのひとつになっているのは興味深かった。さんざん世間からはミソジニーだのなんだの言われていることへの著者なりの回答なのかなとも思う。 作中の「殺す」という行為について、男性的なヒロイックな主人公なら、自らの意志で責任を引き受けて行うところを、夏帆は最後までそうしない。自分の意志を超えたところで、それは成立する。英雄的なるものへの対比以上に様々な寓意が込められていて、今も色々と考えている。
読み込み中...


