

wingfeet
@wingfeet
- 2025年10月8日お探し物は図書室まで青山美智子読み始めた
- 2025年10月8日老いのレッスン内田樹読み終わった「人生の後半をどのように生き、どのように死んでいくか」について、編集者と内田樹氏の往復書簡の形を取りながら、平易な言葉で綴られた書。 大変に読みやすいが、たびたびさすがと思わされる箇所にあたり、付箋を貼りながら読んだ。比喩の使い方が絶妙。特に「死」をカルピスの原液に喩えた終章は白眉。
- 2025年10月5日
- 2025年9月28日
- 2025年9月27日あなたが政治について語る時平野啓一郎読み終わった
- 2025年9月23日遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫)カズオ・イシグロ,小野寺健読み終わった映画を鑑賞後に再読。やはり原作は表現が抑制的で、映画で「えー!」と思ったところは、そこまで描かれてなかった。でも再読して、映画の中の表現で腑に落ちなかったところが納得できたりもした。初読時はぱっとしない印象だったけど、映画を観たことで、原作の印象もぐっと立体的になってよかった。
- 2025年9月20日
- 2025年9月20日
- 2025年9月2日火山のふもとで松家仁之読み終わった抑制の効いた、美しい文章に胸を打たれる。北浅間の別荘「夏の家」で合宿生活しながら集中的に仕事をする建築事務所の新米メンバーである主人公の、師や先輩たちとの関わり、密かな恋愛模様が、緻密な建築の描写、鳥や樹木などの自然描写と絡み合いながら、ゆっくり淡々と進行していく。建築の話もかなりの程度出てくるが、建築というよりは、まるで人生や哲学について読んでいるような気にもさせられる。 劇的なことは何も起こらないけれど、ただこの作品世界の中にいつまでもとどまっていたいと思わせるような、稀有な読書体験だった。特に後半、先生の急病以降は、物語が終結に向かって加速していくのが分かるだけに、読み終えるのがひたすら惜しくなった。 描写や文体が好みなので、著者の別作品も手に取ってみたい。
- 2025年8月30日
- 2025年8月24日火山のふもとで松家仁之読み始めた
- 2025年8月16日「好き」を言語化する技術三宅香帆読み終わったYouTubeやPodcastでの三宅さんの語り口そのままの、ポップで軽妙な文章で読みやすい。それでいて、SNSに溢れる他者の言葉から身を守るために、自分の言葉で語ることが重要、というテーマはとても大切なことを語っているように感じる。
- 2025年8月12日
- 2025年8月2日読書のちから若松英輔読み終わった少し前に購入し、今回の二回目のコロナ療養中に読了。若松さんの著作を読むと、人生の半分を折り返した自分には、つまらない本を読んでる時間はないなあといつも思います。しかし、ついついエンタメだけの書物にも手を伸ばしてしまう… 引用:20ページより 「 イエスについて知ることではなく、イエスを知ることである。神について語ろうとすることではなく、神を知ることである。そして何かを知るためには、私たちには、その何かの生命に向かって飛び込み、これを受け止めようとする行為が要求される。 (井上洋治『余白の旅 思索のあと』日本キリスト教団出版局) 知の力によって何か「について」知ることは、表層の認識に過ぎない。人は人生を賭して何か「を」真に認識するところまで行かねばならない、というのである。」
- 2025年7月30日ホテルローヤル桜木紫乃読み終わった廃墟になったラブホテルから始まって、各短編が少しずつ時代を過去へと遡っていき、最後はホテルの建設前で終わる。そこに関わる男女の、どれもこれもひと癖ある物語。なぜか読後に芭蕉の有名な「夏草や兵どもが夢の跡」を想起した。 短編の中で「せんせぇ」だけがホテルローヤルと関係ないように思えたが、実はちゃんと繋がっているんだけど、これは気付かない人も多いのかも。各短編の有機的な繋がり方はとても計算されていると感じた。
- 2025年7月21日
- 2025年7月20日
- 2025年7月19日西の魔女が死んだ梨木香歩読み終わった書名はずっと前から知っていたのだけれど、ファンタジーだと思っていた。思春期の女の子と、イギリス人の祖母の心の交流を描くお話。おばあちゃんから主人公への最期のメッセージが絶妙だった。
- 2025年7月18日西の魔女が死んだ梨木香歩読んでる
- 2025年7月9日
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