すばらしい新世界〔新訳版〕

15件の記録
- kiyotakao@kiyotakao2025年5月9日買った読んでる本でオーウェルの1984年と並べて引用されていて気になった。 1984年は本を禁じる人を恐れた物語。こちらは人々が本を読みたいと思わなくなり、本を禁じる理由がなくなったディストピア、とのこと。 訳が何個か出ているが、三体の訳をした方のこちらを選んでみた。
- まお@mao_ssss2024年8月28日読み終わった私はSFが苦手だと思い込んでいたんですがこういう世界は大好きで、まあハーモニー好きなのであたりまえに大好きで、憧れもあって。みんながしあわせ、そんな世界、嬉しいじゃないですか。選択の自由はなく、全ては自明に進んでいく。いいなー
- RIYO BOOKS@riyo_books2023年9月23日読み終わった知識は最高の善であり、真実には至高の価値がある、他のすべては、それに従属する二次的なものにすぎない、と。たしかに、その当時でさえ、すでに思想が変化しはじめていた。真実と美から、なぐさめとしあわせへ。わが主フォードその人も、この移行に多大な貢献を果たされた。大量生産がこの移行を求めた。社会という車輪を安定的にまわしつづけるのは、万人の幸福だ。真実や美に、その力はない。そしてもちろん、大衆が権力を握ったとき、問題になるのは真実と美ではなく、幸福だった。