生きていくうえで、かけがえのないこと

7件の記録
- noko@nokonoko2025年6月26日買った読み終わった心に残る一節世には無数の悲しみがあって、すべて違う。だが私たちはときに、個々の、まったく姿の異なる悲しみの交わりを通じて分かりあうことがある。 他者の悲しみを完全に理解することはできない。それは本人にすらできない。しかし人は、それぞれの悲しみによって響き合うことができる。自分と異なる悲しみとの出会いのなかに、未知なる人生の調べを聞くことができる。(「悲しむ」) 永遠に人の心を満たすもの、それをイエスは「言葉」だという。(「食べる」)
- Sun@sun2025年3月11日読んでる心に残る一節「かなし」という言葉はもちろん、「悲し」「哀し」と書く。しかし、古人は「愛し」も、また「美し」と書いてすら「かなし」と読んだ。 「かなしみ」には幾重もの層がある。悲嘆とうめき、耐え難い苦しみと痛みを感じることもある。だが悲しみはそれだけの経験ではない。悲しみの底で人は、無上の情愛と至上の美にすらふれることができる、そう「かなし」という文字の歴史に秘められた叡智は語っているのである。(悲しむ/43頁) 「愛し」と書いて「かなし」はRADWIMPSで知った。悲し、哀し、愛し、美し、日本語って凄い。